禁じられた毒 風変わりな冒険者たちの災難☆★☆★


GM:なんだかんだで知り合ったエドガー、ロック、セラの3人の冒険者たちですが。(知り合った過去の事情についてはサイドストーリーで語られますのでそちらで♪)
現在、草原の広がるイスカリア地方西北部を通り過ぎています。林の中の湖のほとりで時刻は夕暮れになりました。さて、どうしましょう?
ロック:帰る
GM:帰るって(笑)どこへ帰るつもり?旅の途中だってば。ちなみに、野営の道具は全員持ってます。
ロック:湖だったよね?……釣りする
GM:あっそ(^_^;)それで?あとのお二人さんは?
セラ:それじゃ、炊事でも
ロック:おぉっ!さすがに女の子!
エドガー:それならその炊事をしているセラの後ろに……
セラ:なんかいやらし〜〜〜!(笑)
GM:では、そうしてわいわいと野営の準備を進めていますと。全員、知覚技能で判定をしてください……(各自がダイスを振るのを待って)……エドガーだけが成功だね。
では、エドガーがふと顔を顔を上げると、湖の対岸で誰かが何かと戦っているのが見えました
エドガー:ほっとく
GM:こらっ(-_-;)
エドガー:どんなかんじ?女?
GM:人間対モンスターらしいね。女戦士のようです(元シナリオでは男なんだけど(笑)キャラクター特性に合わせて急遽変更)
エドガー:助けに行くっ!ロック!行こうっ!女の人を助けなくてはっ!
ロック:ズリズリと引きずられていきます(笑)
GM:では、湖を急いで回り込んで近づくと、牙の部族(猪の神獣ブルーザを信仰する神獣の民)の女戦士が巨大蜘蛛と戦っています。
ロック:蜘蛛ぉ?!いやだぁ〜
女戦士 : 助けてくださいっ!一人じゃどうしようもないんです!
エドガー:レディは下がっててください。俺ひとりで十分だ
セラ:そう?
ロック:後ろで見てる<お前はレディじゃないだろ(笑)
GM:なに?エドガー一人で戦うの?女戦士も参戦しなくていいのね?
エドガー:レディは下がってて
GM:まぁいいけど(笑)それじゃ一人で戦闘開始ね?

途中、結局痺れを切らしたロックが参戦し、巨大蜘蛛を撃退。

GM:蜘蛛を倒すと、女戦士が近づいてきてお礼を言います。
女戦士 : 助けてくれてありがとう。私はドキンという。この近くにある獣の牙(神獣の民で構成される傭兵団)に属する傭兵です。仲間と一緒にこのあたりの見回りをしていたんですが、はぐれてしまって。助けていただいたお礼をしたいので、ぜひ砦まで来てくださいませんか?
GM : 今日はもう日が暮れるから、明日ね。
エドガー:砦に女の人は?
GM:まぁ、それなりにいるようですが?
エドガー:それなら行く(笑)
GM:では、そういうわけで、ドキンちゃんも加えて今夜は野宿ね
ロック:俺の釣りは?
GM:はい?
ロック:釣りするの。湖で
GM:あぁ。はいはい。それじゃ……操作技能ででも判定してみて?(ロックのダイス目は失敗(笑))……はい。長靴が釣れた
ロック:エドガー!これやる!もう一回挑戦っ!
GM:(また失敗)はい。今度は空缶ね<あるのか?(笑)
ロック:うぅ〜〜〜〜〜(悔しそうにうなる)
エドガー:おい、釣竿を貸してみろ。俺もやってみる。……おや?
セラ:私もやる〜〜〜♪……(判定)……わぁい、釣れたぁ〜〜♪
ロック:俺ももう一回……あ、釣れた!
GM:(セラとロックの判定のダイス目を比べて)セラのほうが大物だね
ロック:むかっ!もう一回!!……(判定)……あ…大失敗(汗)(判定に使うダイス100で100が出ると大失敗となる)
GM:勢い余って釣竿ごと湖に落ちた(笑)
エドガー:ロック!大丈夫かっ?!駆け寄って助け起こす!
セラ : あ〜あ(笑)私、釣れた魚、料理するね♪食べる?
ロック : ……食べる

なぜか、いきなり釣りに興じる3人(笑)釣れた魚で夕食をすませ、その夜は更けていった。そして、翌朝。

GM:ドキンちゃんにつれられて、獣の牙に向かう訳ですが……
ロック:俺、まだ寝てる
ドキン : あのぉ・・・何やらまだ寝てる方がいらっしゃるようですけども?
エドガー:ロック?行くぞ?
ロック:……行けば?<何やらふてくされている
セラ:抱いていっちゃえ〜〜〜〜〜♪
エドガー:それはいい考えだな。さ、ロック……?
ロック:だぁっ!自分で歩く!!
GM:やっと起きたか(笑)では、ドキンちゃんにつれられてやってきた獣の牙の砦です。食堂で一緒に昼食をとっていると、中庭で掛け試合……戦闘訓練を兼ねた模擬戦闘ね……が始まったようです。
ドキン : 一緒に見に行かないか?
ロック:俺、行かない。酒もってこいよぉ
給仕:え?でもぉ、まだお昼ですよぉ?お酒はちょっと……
ロック:酒!酒っ!!
GM:何荒れてるんだか(苦笑)わかったわかった。ドキンちゃんが自分の秘蔵のお酒を提供してくれます。それでいい?
ロック:俺、ここで酒飲んでるから、勝手に行ってくれば?
GM:じゃあ、飲んだくれてるロックを置いて、セラとエドガーが中庭に出てみると、あちこちで試合が始まっていて、人だかりが出来てる。
あちこち覗きながら見物していると、一人の若者が声を掛けてくるよ。二十歳前後の孤高の部族の戦士らしい。
エドガー:ちっ、男か
GM:彼はカレーパンと名乗って挨拶をしてきます。
カレーパン : 失礼だが、お客人か?
エドガー:そうだが?
カレーパン:そうか!ぜひ砦の戦士以外のものと手合わせとしてみたいんだ。相手をしてもらえないだろうか?
エドガー:男のお願いなぞ聞かん
GM:こいつは……(-_-;)「それじゃお連れの方でも……」とセラを見るけど…女の子だし子供だしなぁ(苦笑)
ロック:俺、外に出てみる〜
カレーパン:あぁ、もう一方いらっしゃったんですね!手合わせをお願いできませんか?
ロック:あ?俺ぇ?
GM:……ねぇ、酔ってる?(わくわく)
ロック:(はっ)いやっ!酔ってませんっ!!
GM:いや、酔ってる♪抵抗力で判定して失敗したら技能に−10ねぇ(^^)<嬉しそう
ロック:くそぉ。……戦うっ!

カレーパンが自分の武器であるロングスピアを取りに行き、賭け試合が開始された。
ほぼ互角の勝負が繰り広げられ、互いに傷を負わせあって数ターン後。
ロックがいきなり意識を失って昏倒してしまう!


エドガー:ロックー!!どうしたんだー?!
GM:完全に意識を失ってるようです。様子がおかしいということで……
(内心:あ、やばい……ソーサラーいないし、スカウト本人が意識失ってる!毒知識もってるやつがいないっ(爆死))
えぇと。そうしてるうちに、騒ぎを聞きつけた砦唯一のソーサラーのバタコさんがやってきます。

バタコさんの診察によって、なんらかの毒が原因と診断が下された。
それを聞いた周囲の傭兵たちが、毒をつかうなどという不名誉なことを!とカレーパンを袋叩きを始める。それを背後に、エドガーとセラは意識のないロックをつれ、バタコの部屋へ移動する。
やがて、治療を受けたロックが意識を取り戻した。

ロック:気持ちわりぃ〜〜〜
GM:今夜はドキンちゃんが部屋を提供するから、そこで休んでくれって。
セラ:あ、私、ドキンちゃんについていってもいい?
(ひそひそ)……だってねぇ。あの二人……実はホ○なんですよぉっ!夜は……(どきどきっ)
GM:(笑)
ドキン : じゃ、ついてくる?いらっしゃいな。
エドガー : ロック、大丈夫か?
ロック : うるさい、出てけ。
エドガー : ……とぼとぼと部屋を出て行きます。
ロック : 俺、歩けるの?
GM : 歩けるよ?気分悪いけど。
ロック : 外に出てみる。
GM : バタコさんの部屋を出てみると、中庭にはもうカレーパンの姿はありません。
ロック : カレーパンのところに行く。
GM : いないって。場所も知らないでしょ?
ロック : だから、その辺の人に聞いてみる。
通りすがりの人 : あぁ、カレーパンなら、仲間と一緒に団長の部屋に行ったぞ?
ロック : 行ってみる。事情が知りたい。
GM : それじゃ、団長さんの部屋の前。ノックをすると、鬣の部族のおじさんが出てくる。
団長 : なにか用か?
ロック : カレーパンに会いたいのだけど。
団長 : カレーパンに?あぁ、例の毒を受けたというのは君か?
ロック : ぐさっ
団長 : 本当に申し訳ない。今、毒の鑑定などをしているので、カレーパンに会うのは、その結果が出てからにしてもらえないだろうか?
ロック : それじゃ待ってる。
団長 : だいぶん遅くなると思うが…明日にしては?
ロック : 待ってる!
団長 : そ…そうか?それじゃ、後でな。(GM内心:夜遅いのに……)
エドガー : ロックを探しに出てくる。
GM : 団長の部屋の前にいるロックを見つけるよ。
エドガー : どうしたんだ?
ロック : かくかくしかじかで待ってるんだ。一緒に待つか?
GM : まぁ、そうこうしていると、団長さんが戻ってきます。
団長 : 待たせてすまなかったな。カレーパンに会う前に、ちょっと私の方からも話しをさせて欲しいのだが…ともかく、部屋に入ってくれ。……今日のことについて、詳しく聞かせてもらえるか?
ロック : 詳しくといわれても、戦ってたら急に気を失って、それから記憶がないだけ。
団長 : そうか…。調べた結果、やはりカレーパンの槍から毒が検出された。本人は身におぼえがないことだと主張しているのだが…。毒に関しての詳しい話は俺にはわからないので、知りたければバタコさんの方に行って聞いてくれ。
ロック : カレーパンに会っていいか?
団長 : あぁ、隣の部屋で謹慎させている。
ロック : 行く。
GM : 示された部屋に入ると、カレーパンは椅子に座って俯いている。結構ぼろぼろ。かなり袋叩きにあったらしいね。君達を見ると顔を上げる。
カレーパン : あなたにはすまないことをした…俺の槍に毒がついていたのはどうやら事実らしい。とにかく謝っておく…
ロック : でも身におぼえはないんだろ?
カレーパン : あぁ!これだけは信じてくれ!俺はやってない!俺は名誉を守護するフォルティノに仕えているんだ!そんな卑怯なことをするものか!!
GM : それだけ訴えると、カレーパンはまた俯いてしまうよ。
ロック : ま、その、元気だせよな。俺はしんじてるからさ。
GM : ありがとう…と言って、黙ってしまう。
ロック : じゃ、バタコさんのところに行こう。
GM : …だから、夜なのに…(苦笑)
バタコ : こんな夜遅くに…なにかご用ですか?
エドガー : お嬢さん…♪(といって、いきなりせまる)
バタコ : えvあの……?
ロック : くどくなっ!!あの、毒について聞きたいんだけど。
バタコ : あぁ、この槍の毒のことね?(奥から槍を出してくる)
ロック : おぉ、力持ち……(笑)
GM : スカウトは自分で調べられるけど、どうする?
ロック : やってみよう。(コロコロ)失敗。
GM : なにかついてるけど、なんだかわかんない(笑)
バタコ : この毒はベルディア地方に生える植物からとれる毒で、妖魔…主にゴブリンとかが使ってることが多いの。だから、砦のものなら誰でも入手は可能ね。最近は、よくゴブリン退治に出かけるから。
エドガー : ふむふむ。
GM : ということなんですが……君達、いつまで女性の部屋に居座ってるつもりなの?いいかげん真夜中だよ?(苦笑)
ロック : あ…じゃ、部屋に戻ろうか(笑)
エドガー : 俺は?
GM : ロック〜?どうするの?エドガー、部屋から追い出されたら行くとこないよ?
ロック : しかたない…来れば?
エドガー : ロック〜〜vvv

というわけで、部屋に戻る二人。
一方その頃、セラは女戦士たちの間に、あることないこと噂をばらまきまくっていた……(笑)

セラ : え〜。あることあることでしょ〜〜?
ロック : 嘘だ〜〜、ないことないことだ〜〜〜!

セラ : 二人がねぇ、部屋に入ったらね。待ち構えていたみんなが、わらわら〜〜っと左右の部屋に乱入するの。「あの二人ホ○なんだって〜〜」「ねぇねぇ、なにか聞こえるかなぁ?」「あ、これ、コップコップ!」(笑)
GM : …んで、みんなして、壁にへばりついて耳を澄ます……と?(笑)
セラ : ねぇ、なにか聞こえる?
GM : (二人のPLの様子を見て)…なにかじゃんけんしてるみたいだけど??
ロック : やりぃ〜〜♪俺、上な♪
エドガー : 俺、下かぁ?
セラ : え?なんか上とか下とか言ってるよぉ〜〜?きゃぁ〜もしかしてぇ??ってみんなで騒いでる(笑)
ロック : じゃ、俺、ベット(上)に寝るからな。お前、床(下)な♪(笑)
エドガー : ちっ
ロック : エドガー、今日は来るなよっ?
セラ : (ぴくっ)え?今日「は」?…ということはいつもは……(笑)きゃぁ〜〜〜、ホ○よホ○よ、真性のホ○よ〜〜〜(笑)
GM : 何やら、隣の部屋はやたらと盛り上がってるようである(苦笑)
エドガー : なんか騒がしいなぁ(笑)
セラ : 「ほら、時間よっ、コップこっちにまわしてよっ」「そこどいてっ!」とか?(笑)
GM : …盛り上がってるなぁ(苦笑)でまぁ、夜、なにがあったのか知らないけど(笑)翌朝になってもよいかい?
セラ : 女戦士たち、みんな赤い目をして耳のところに丸いあとをつけてるの(笑)
ロック : なんだ?新手の新興宗教か?(笑)
GM : みんな、ロックとエドガーを見ると、きゃぁ〜〜って叫びながらかけ去っていくよ。んで、遠巻きにかこんでひそひそと(笑)
セラ : 「きゃぁ、ホ○よ、ホ○よ、本物だわ〜〜(笑)」ねぇねぇ、首筋になにかのあととかついてないのぉ??(笑)
ロック : いや、手加減してもらったから(笑)
セラ : きゃぁ〜〜やっぱりホ○よぉ〜〜(笑)
GM : お〜い、いつまでやってんのぉ?(苦笑)シナリオがすすまないぞ?
ロック : あ、じゃ、食堂へでも行って情報集めよっか。

GM : 食堂には、何人かの戦士達がお食事中です。給仕の姉ちゃんが忙しそうに駆け回っている。
セラ : テキトーなお兄ちゃんの脇にぱたぱたっと走っていってちょこんっと座る♪
戦士 : おぉ、ね〜ちゃんかわいいねぇ。コーヒーでも飲むかい?
セラ : んっとね、コーヒー駄目なの。紅茶が良いなv
戦士 : おぉ、そうか?お〜い、姉ちゃん、紅茶ひとつな!
セラ : わ〜〜い♪
ロック : こらこら。子供に手を出すなよな。
戦士 : お?お前……銀狼の部族か?
ロック : お前もか?
戦士 : あぁ、銀狼の部族にスカウトがいるとは知らなかったが……
ロック : いや、いろいろと事情があって……
戦士 : あぁ、いらんこと聞いてしまったかな?
ロック : いや、いいんだ。で、ちょっと聞きたいことがあるんだが…
戦士 : なんだ?
ロック : カレーパンのことなんだが……
戦士 : あぁ、カレーパンか。最近、めきめきと実力をつけてきた戦士だな。そのことは皆が認めていることだ。

そのころ、セラはテーブルからテーブルを渡り歩いて、サラダやらヨーグルトやらプリンやらいっぱい恵んでもらっていたりした(笑)

エドガー : 女性はいるか?
GM : んと、何人かの女戦士が食事してるテーブルがあるよ?
エドガー : 近寄ってみる。
女戦士 : きゃ〜〜、本物よ〜〜vひそひそひそ(笑)
エドガー : えっと……
女戦士 : なにか用ですかぁ?
エドガー : か、カレーパンには決まった人とかいるのか?(なにやら動揺しているらしい)
女戦士 : は?え、えっとぉ〜、モーションかけてる娘はいっぱいいるんだけどさ、なにかまだ名誉の方が大切らしくって、相手にされないみたいよ?……あの…気になるの?カレーパンのこと……あのぉ、スカウトの方は……?(笑)
エドガー : あ、いや、そういうんじゃなくって……だ。彼女をカレーパンに取られたとか、好きな女性がカレーパンに夢中だとかで、カレーパンを怨んでいそうな奴とかいないかな?
女戦士 : ん〜、そうねぇ、そういうのならさ、同僚の男たちとか…ほら、そこの給仕のお姉ちゃんとかの方が詳しいと思うわ。
セラ : (それを横で聞いていててくてくと給仕のお姉ちゃんのところへ)おねーちゃんおねーちゃん。お話聞きたいんだけど〜〜?
給仕 : あ、今、食事時で忙しいから、あと一時間ほどしたら来てくれる?
セラ : は〜〜い

ということで、セラとエドガーは部屋に戻ったんだけど、ちょっと(PLも)お手洗いに行ってるすきに置き去りにされてしまったロックであった(笑)

ロック : あれ?ふたりがいない?
戦士 : あぁ、彼らなら帰ったぞ?
ロック : ムカ。置いていかれてしまった!
GM : どうする?二人とも部屋にいると思うけど。
ロック : 悔しいから戻んない。えっと…(砦の見取り図を覗き込んで)この兵士の宿舎と個室となんか違うのか?
GM : 特に違わないけど。あえて言うなら男性用と女性用かな。君達はドキンちゃんの部屋を借りてたわけだから、女性用のとこかな。
ロック : んじゃ、女性用の方の部屋を訪ねてみる。んと、右から三番目の部屋(笑)
GM : その数字になにか意味があるのか?(笑)んと、部屋の中からは女戦士が出てくるよ。
ロック : カレーパンについて聞いてみる。

ここでの聞き込みで、カレーパンの同期の戦士、バイキンの動向が怪しいとの情報をつかむ。

ロック : ありがと。エドガーにはくどかれんなよ、あいつ、女たらしだから(笑)
女戦士 : ありがとvあなたもね(笑)
ロック : ………………

エドガー達と合流したロックは、訓練場へとやってくる。

GM : 訓練場では、何人かの戦士がそれぞれ訓練を行ってるよ。
エドガー : 一番偉そうな奴に声かける。
GM : 一番偉そうな…?(苦笑)そうねぇ、それじゃ、鬣の部族のおじさんがいるかな。団長さんと同じ部族ね。
セラ : ジャムおじさんね、名前(笑)
GM : ……わかった、ジャムおじさんでいいよ(苦笑)
ロック : ジャムさん、ジャムさん、ちょっといいですか?
ジャム : ん?なんで俺の名前をしっとるんだ?
ロック : そりゃぁ、強くて有名ですから(笑)
ジャム : おぉ、そうか。(上機嫌)で、なにか用か?
エドガー : おだてに弱い奴(笑)
ロック : 某ギャンブラーとか?(笑)
GM : なにか聞くんじゃないの?
ロック : あ、そうか。えっと、バイキンについて聞きたいんだけど…
GM : バイキン?そうだな、そういえば、最近元気がないようだな。今日もまだ見てないし。昨日も、賭け試合を見もせずに、そこの武器庫あたりをうろうろしていたようだし。
セラ : なんか、あからさまに怪しい(笑)
ロック : バイキンの部屋に行ってみる!
GM : え、行くの?いいけど(苦笑)

ロックとエドガーはバイキンの部屋に行き、少し話した後、ロックが手合わせを申し込むが、そんな気分じゃないと断られてしまう。
一方その頃、セラは、食堂のお姉ちゃんを訪れていた。

セラ : こんにちは〜〜♪
給仕 : あら、いらっしゃい。お菓子用意してあるわよ、こっちにおいで?
セラ : わぁ〜〜〜い♪
給仕 : それで?聞きたいことって?
セラ : んとねぇ、カレーパンの友人関係を聞きたいんだけど?
給仕 : そうねぇ、前は良くバイキンと一緒にいたけど。最近はあんまり一緒にいないわねぇ。バイキンも最近はよくお酒を飲んで、ぶつぶつ言ってるし。あの人暗いから嫌だわ。
セラ : やっぱ、怪しい……
給仕 :私は嫌いで近寄ってないから、なに言ってたのかは知らないんだけど…、ねぇ、バイキンなんて言ってたっけぇ?(もう一人の給仕に向かって)
セラ : 一人目のお姉ちゃんがメロンパンナちゃんで二人目はチーズね(笑)<またもや命名
チーズ : え?なぁに?バイキン?あぁ、あの暗い人ね。なんかねぇ、「それほど大きな手柄を立てたわけじゃないのに、ちやほやされやがって」とかなんとか、カレーパンの悪口をぶつぶつ言ってたわよ。暗いったらありゃしないわよねぇ
セラ : やっぱりおもいっきり怪しいわ。おねーちゃんたち、どうもありがとう♪
メロンパンナ&チーズ : いえ、どーいたしまして♪

再び合流した三人は、情報交換の後、団長さんのところに向かいます。

ロック : バイキンが怪しいのは確かなんだけどなぁ。証拠がナイ……
GM : 団長さんの部屋につきました。
エドガー : なにかわかったこととかありませんか?
団長 : いや、特にはないが?
ロック : 調査してないのかぁ?
団長 : あまり表立って調査するというわけにもいかなくてな。
ロック : それじゃ、カレーパンに会ってみよう。
GM : 謹慎中の部屋に入ってみると、カレーパンはやっぱり椅子に腰掛けてうつむいている。
ロック : 尻痛くなんない?(笑)
GM : ……んじゃ、立って部屋中うろうろしてる。
カレーパン : あぁ、君達か……なにかわかったのか?
ロック : バイキンについて聞きたいんだけどさ。
カレーパン : バイキン?友人だったが……最近避けられているようだな。彼がなにか?……まさか……
ロック : あぁ、ちょっと……ね。これで、彼に限ってそんなことは!とか言われたらやだなぁ(笑)
GM : いや、何やら心当たりがないでもないって雰囲気(笑)
カレーパン : まさか奴が……?いや、しかし……
セラ : あらら(苦笑)
カレーパン : ……もし、奴が本当にやったのだとしたら……奴は小心者ではあるけれど、やったことを指摘されればいつまでも隠し立てするような卑怯者ではないと思う。本人に直接確かめてくれないだろうか?俺は部屋を動けないから……
ロック : わかった。行こう。

というわけで、再びバイキンの部屋を訪ねた一行。

ロック : 部屋の中を捜す!(コロコロ)見つかった!
GM : いきなり家捜しすんなっ(苦笑)乱入して探すと、ベットの下から半分くらい液体の入った瓶が出てくる。止めようとしていたバイキンは、「それは……」と焦ってる。
セラ : あたし、バタコさんとこで調べてもらってくるね!(瓶を持って走る)
GM : じゃ、バタコさんが受け取って調べる。(コロコロ)…あ、失敗しちゃった(笑)
セラ : おや?(笑)
バタコ : これは……?調べるから、ちょっと待ってくれる?後からわかり次第しらせに行くわ。
セラ : じゃ、まかせてバイキンのところに戻ろうっと。
ロック : さらに家捜しを続けてみよう。(コロコロ)あった♪
GM : まだ探してたの?(笑)んと、財布が見つかった。中身は…(コロ)900G(笑)
ロック : ラッキー♪もーらいっ♪
セラ : あ、ずるい〜〜!一人じめ〜〜?!
バイキン : やめてくださいってばぁ〜〜〜っ!!
ロック : さらに探す〜〜♪(コロコロ)見つけた♪(笑)
GM : 押し込み強盗……(苦笑)なんでこんな時だけ成功するのさ。毒はわかんなかったくせに〜。へそくりが見つかったかな(笑)
ロック : へへん♪もらっとこう♪
バイキン : それはぁ〜〜(泣)
バタコ : (駆けつけてくる)槍についていた毒と一致しました〜〜!!
セラ : …だってさ。
ロック : さぁ、バイキン、そういうことだそうだが?
バイキン : ……そうだよ。俺がやったんだよ。わかってるよっ!俺が悪いんだよっ!あいつばっかり手柄立ててもてはやされるのが悔しかったのさっ!!………どうして、あんなことやってしまったんだろうな……
セラ : さみしかったんだね。
ロック : ……バイキン、手合わせをしないか?
バイキン : ?……しかし……俺は……
ロック : やろうぜ!!
バイキン : (不審げにしながら)あぁ……

中庭に出て来て、手合わせを始めるロックとバイキン。
数合打ち合わせ……ロックがいくらか傷を負った頃。

ロック : ま、こんなとこか。…降参する。なんだ。強いじゃないか。
バイキン : 勝った?俺が買ったのか?
ロック : やればできるんじゃないか。
バイキン : ……そうだな……もう一度やり直してみることにするよ。カレーパンや団長には俺から告白させてくれ。摘みを償って、もう一度頑張ってみることにする。
ロック : じゃ、一緒に団長のところに行くか。
GM : では、連れ立って団長の部屋までやってきます。すると、ドアがいきなり開いて団長さんが出てきました。
団長 : おぉ!バイキン!お前は残っていたか!実は今、近くの村に妖魔が現れているとのしらせが入ったんだ。他の兵たちはほとんど出払っていて数人しか残っていないというのに!とにかくお前は砦に残っている傭兵を集めて出発の準備をしておけ!
GM : バイキンは団長に言い出そうとするんだけど、突然のことで言葉に詰まってしまっています。
セラ : あやや……
GM : 団長はそんなバイキンを不審げに見てましたが、やがて雰囲気から事情を察したようです。
団長 : 話は後にしよう。……それに、お前が最初に話さなけりゃならんのは俺じゃないだろう?カレーパンを呼びに行ってあいつも連れて行け。
バイキン : あぁ、わかった!(奥にかけていく)
団長 : (バイキンを見送ってから振り返る)さて。おまえ達にも出来れば戦いを手伝ってもらいたいのだが……
ロック : え〜〜疲れてるんだけどなぁ……
団長 : とにかく人手が足りんのだ。怪我をしているなら、これで治してくれ。(ヒールポーションを渡す)
ロック : 大事にしまっとこ(笑)

一行は他の傭兵達と村を救いに出発します。出発前にカレーパンがお礼にきたりという一幕もありました。
村では、ゴブリンシャーマン率いるゴブリン達を相手に最後の戦闘が繰り広げられました。ちょっとエドガーが死に掛けちゃったりという事件もありましたが、もらったばかりのヒールポーションをつかってなんとか撃退。

GM : 戦闘が終わってみると、向こうで別のゴブリン達を相手にしていた傭兵達の方でも片がついたようです。カレーパンとバイキンが笑いながら話しているのが見えます。
砦に戻って休息を取ったあと、3人は再び旅に出るのでした。


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