沈黙の森 捕らわれの娘☆★☆★



GM : パーティから抜けていたロックが再び合流したというところで……今回のセッションを開始します。
今、皆は大蛇の部族の長老の家にいます。
長老さんが、君たちの話を聞いて言います。
『だいたい事情はわかった。
ベルディアは、 おそらく“星”と、星織姫を利用し妖魔界への道を開いて力を得ようとしているのであろう。
ベルディアがそのような力を得ては大変なことになる。何としても阻止せねばならん。
……が、幸いなことに、 まだベルディア側には四つの“星”しかそろっておらん。
我々は、他の部族にも呼びかけ、星織姫と“星 ”の奪還に動こうと思う。
おそらく「獣の牙」も動くことになろう。
我々がベルディアの本隊を引き受ける。お前たちは、その間に人質を救出してくるがよい。
ただ、ひとつだけ頼みがある。
他の二つの“星”は持っていってくれてかまわん。
だが、我ら大蛇の部族の“星”だけはとりあえず残していってはくれないだろうか。
戦いの間、村に残るものたちのために、村に結界を張りなおしておきたいのだ。
すべてがかたずいた暁には、あらためてお前たちに渡そう。』

一行は、大蛇の“星”を村に残し、人質となっているマリアの救出に向かうことになった。

ロック : あ、そうだ。ひとつ聞いていいかな。長老さん。
GM : 『何かね?』
ロック : かくかくしかじかと、変身出来ない訳を話して、何か方法がないかどうか聞く。
GM : 『ふむ。それはあまり前例のないことだな。とりあえず調べておこう。何かわかり次第報告するから。』
ロック : じゃ、頼む。
GM : 長老の家を出た君たちのところに、一頭の馬が駆け寄ってきます。
乗っているのは二人の男。
彼らは、ダナーンに戻ったリラちゃんの頼みで力をかしに来た新しき民の騎士様と神官様ですね。
ロック : リラの〜?当てになるのかぁ?
GM : (うぅ、リラちゃんはどうせ出目が悪かったわよぉ。でも一応、王族の血を引く高貴な方なんですからね!)
おふたり、自己紹介をどうぞ。
ナイト : クリフです。よろしく。
プリースト : フックです。
セラ : それじゃ、ロケーション使います。わかります?
GM : そうだね、マリアの位置は、ベルディアの首都から数十キロ離れたあたりだってことがわかるよ。
地図なんかと照らし合わせてみたら、ちょうど密林の中のあたりだね。
ゴットン : じゃあ、行くか。
ロック : あ、その前に、ちょっと銀狼の部族の村に寄ってよい?
GM : 銀郎の部族?なんで?
ロック : マリアのこと……カイルに頼んでおこうかと思って。
助けた後、合わせる顔がないから、俺。
GM : ふむ。じゃ、まずは銀狼の部族の村ね。村人たちの視線はあいかわらず冷たいです。
ロック : ……だろうなぁ(苦笑)カイルのところに行く。
エドガー : ダメ〜〜〜!行くな!!(何やら敵対意識を燃やしているらしい)
ロック : うるさいっ!お前なんかに俺の気持ちがわかるかっ!!……行く。
GM : それじゃ、カイルのお家です。『何をしに来たんだ?』
ロック : えっ……とね、マリア……ね。今から助けに行くんだけど……。
GM : 『助けに?……どういうことだ?』
ロック : 俺がどじっちゃったせいで、ベルディアにつかまったらしいんだ。
俺が、必ず助け出してつれてくるから、守ってやってほしい。
GM : 『銀狼の民を守るのは、長である俺の使命だからな。それはかまわないが……一体、お前、何をしたんだ?』
ロック : へへっ……ちょっとね……とにかく、 必ずつれてくるから!頼むぞ。
GM : 『わかった。お前も、自分のしでかしたことは自分で始末をつけろ。』
ロック : わかってるよっ!……ちくしょう。
GM : じゃあ、そういうことで、出発しますよ。

セイラのロケーションを頼りに、再びベルディアに向かう一行。
3日ほどの道程を経て、ロケーションの反応はいよいよ近くなってきた。


GM : さて、密林の中、前方にどうやら村があるようです。
ここからでは死角になる方から、何やら変な声が聞こえてきます。
知識技能で判定してみて?……成功した人いるね?その声は、ホブゴブリンの声です。
ロック : ホブゴブリン?近寄ってみよう。気付かれないように見えるところまで行ってみる。
GM : みんな行くの?
ロック : 見つかったらいけないから、とりあえず俺だけ行ってみる。
GM : じゃあ忍び足ね。運動技能判定かな。
ロック : (コロコロ)成功。
GM : 村のはずれの方でホブゴブリンが3匹、1人の娘を連れて行こうとしてる。
村人らしき人たちが、それを遠巻きに囲んでおびえながら見てるって感じです。
ロック : 皆を呼ぶ。この(プレイヤーたちを指しながら)この連中を呼ぶ。……あ、でもなぁ。
セラ : 静かにしてきてほしい?
GM : ラメラー以上を着てる人はマイナス20で運動技能判定ね。
エドガー : (キャラシートを見てるクリフを見て) あんた、馬もってるだろ!!
ロック : (爆笑)馬は置いていって!
エドガー : 馬、うるさいよ!足を引っかけるところが、がっちゃんがっちゃん。
ロック : ラメラー以上っていうことは、プレートメイルも?
GM : うん。マイナス20でね。
クリフ : このスーツってのは?
GM : それも。全身を覆ってる鎧だから、実はかなりうるさい。
エドガー : あ、成功。
GM : まぁ、出来ないと思ったら行かない方が……。
ロック : うん、その方がいい。
セイラ : ………………(悩んでいるらしい)
エドガー : 見つかったら先制攻撃が出来ないから。
ロック : (今来なくても)戦いが始まったらバ〜っとくればいいから。奇襲する。
ゴットン : それ、視界の中にある?
GM : いや、今みんながいるところからは見えない。ロックのところまでいったら見える。
ゴットン : ロックは見えるよな。……ロックのところまでワープして行こうか。
クリフ : (ゴットンに)くっついて行こうか。
ゴットン : ダメ、俺のタレントは、くっついては行けないんだ。わぁーぷ!
エドガー : 歩いて行けよ。
ロック : でも、マイナス20だよ?
エドガー : (ゴットンの運動技能−20しても)42だよ?
ゴットン : ダメ。怖い。
エドガー : ダメなの?私出したよ?
ロック : そりゃ、出る時は出るんだけど。
GM : いくらたくさんあっても、出ない時には出ないからね。
ロック : そうよね。70とかあってもね。
GM : う………(←リラの出目の悪さ)

結局、危ない人を残して、ロックのまわりに5人が集結した。

ロック : で、どうする?女の子、助ける?
セラ : うん、別に助けてもいいんじゃないかなぁ。
ロック : じゃあ、奇襲をかけるということで。
ゴットン : 俺ワープしようか。真ん前に。
ロック : お前ね……。あんまりタレント使うと、後で苦しいよ?
ゴットン : でも、俺のタレント、戦闘中に使うのあんまりいいのないし。寝れば回復するし。
ロック : じゃあ、そのままワープしな?おいらたち、このまま走るから。
ゴットン : じゃ、ワープして女の子かっさらおう。
GM : ワープするのね?じゃ、ホブゴブリンはびっくりしてる。うわぁ、何だ、何だ!って感じ。
先制攻撃出来るよ。
ロック : じゃあ、残ってる連中を呼ぼう。
GM : うん、全力疾走すれば、このターンで来れるよ。

みんなして、ホブゴブリン三匹を殴りまくる。
そして、次のターン。


ロック : これで、全員この場にそろったな。女の子はゴットンがかかえてるんだよな。守りながら戦えよ。
GM : 女の子はおびえてるみたいだね。
ロック : ゴットンにおびえてるんと違う?
GM : いや、まわりでいきなり戦闘が始まったからね。
えっと、次のターンは、ホブゴブリンたちは逃げようとします。イニシアティブを取って下さい。
ゴットン : 6です。
GM : じゃ、そっちが先です。まだ逃げられませんね。

結局、2匹を倒し1匹を生け捕りにします。

GM : 捕らわれた1匹はじたばたしてます。
ゴットン : おら、観念せい。
GM : 言葉がわかんない。
ゴットン : 日本語をしゃべらんかい!
一同 : (爆笑)
GM : そんな、むちゃな。

セイラのソーサラー魔法“タング”によって、尋問が開始されます。
しかし、クリスタニアの共通語は日本語じゃないと思うんだが。(笑)


セラ : この娘をどこに連れていこうとしたの、とか。
セイラ : あぁ そうそう。この娘をどこに連れていこうとしたの。
GM : 『ご主人様のところにつれて来いといわれたんだ』
セラ : ご主人様って誰よ。
セイラ : ご主人様って誰よ。
GM : (いちいち通訳してるのね (笑))びくびくしながら『森の屋敷に住んでるご主人様だ。』だそうです。
セイラ : 強い?
GM : 『そりゃあ、俺たちのご主人様だ。強いに決まっている!』
セラ : 誰?名前は?
セイラ : 名前は?
GM : 『ランドルフさまだ。』
セイラ : ランドルフ?強そうな名前だね。
ロック : 何のために連れていくの?
セイラ : あ、何のために連れていくの?
GM : 『そんなことは知らぬ。』
セラ : 死にたい?
GM : 『知らない!本当に知らないんだ!!連れてこいっていわれたから連れていくだけだ。俺たちは。』
セラ : で 、ご主人様はどこの人?
GM : 『ご主人様はベルディアの人だ。』
セイラ : え、人間なの?
GM : 『人間だ。』
ロック : ……黒いの?(ダークエルフかと聞いている)
GM : 『いや、黒くはない。』
セラ : いや、きっとその上が黒いのよ。
GM : 『お前たちはいったいなんなんだ!』
ロック : お前に関係ないだろう?そういう口が聞ける身なのか?
エドガー : すいませ〜ん、こいつ、今、余裕ないんで〜。
ロック : たかがホブゴブリンのくせに。
セラ : 死にたいのかしら?
GM : 『ひ〜〜殺さないでくれ〜〜』
セラ : きっとね、脅しの類は通訳しなくてもわかると思うの。
ロック : たかがゴブリンのくせに。
ゴットン : 『ホブゴブリンだ。(えっへん) 』(笑)
ロック : じゃあ、略してホブリン。
エドガー : ホブちゃんホブちゃん。
ロック : じゃあ、ご主人様のところまで案内してもらえるかなぁ。
GM : 『ご主人様は強いぞ!』
ロック : 俺たちも強いよ。
GM : びくびくびく。
エドガー : かわい〜〜〜。
セラ : ペットにしてしまおうかしら。リボンつけちゃえ〜。
ロック : ご主人様のレベルは?
GM : 『知らん。』
ロック : 知らん?
GM : 『本当に知らない!直接あったことは数回しかないんだ!』
ロック : どんな顔してた?
セラ : いい男?
GM : 『男。おっさん。』
エドガー : さっさと進もう。おっさんの顔なんか拝みたくない。
ロック : んじゃ、そいつを抱えたまま、村人のところへ。
セラ : 村人に事情を聞いてみよう。
ロック : うん。何かあったんですか?って。
GM : そしたら、中でも年寄りの長老っぽい人が、肩に例のオウム乗せて前に出てくる。
ロック : オウムとってみる! (笑)
セラ : きゃ〜、かわいい〜〜とかって。
GM : (こらこら)オウム、じたばたと。
ゴットン : オウムか……うまそうだな。
ロック : 違うだろ!
GM : 長老さん、じ〜っと見てるよ。
ロック : 戻す、戻す。で、何があったんですか?
GM : 『アナタガタハ、ドナタカネ?』オウムがしゃべってます。
ロック : 神獣の民です。旅のものですが。
GM : 『旅ノカタカネ。娘ヲタスケテイタダキ、アリガトウゴザイマス。』
ロック : あ、娘さんだったの?
GM : いや、村の娘という意味ね。この老人の娘だったら、かなりの年になっちゃう?17、8くらいだね。
セラ : かわいい子らしいよ。
エドガー : お嬢さん、お怪我は?……とかいって聞いてみる。
GM : まだ、ちょっとおびえてる。
ロック : やめろよ、おびえてるじゃないか。
エドガー : なんでじゃ!
GM : まぁとにかく、立ち話も何だからということで、長老の家に招かれます。

GM : さて、長老さんの話です。
『一年ホド前二、ベルディア軍ガコノ村ヲ襲イマシタ。支配下二入ッタノデス。』
ロック : はあ、ここも落ちちゃった訳ね。
GM : 『ソウイウコトデス。マァ、モトモト支配ハウケテイタノデスケレド。
ソレカラ、村ハズレノ屋敷ニソノ軍の一部ガ残リマシテ。食料ナドヲ、トラレテイタノデス。』
ロック : なるほど。
GM : 『ソレデ、最近ヤッテキタ軍ノリーダーガ、ランドルフトカイウ、ソーサラーナノデスガ。』
セラ : ソーサラーなのね。
GM : 『エェ、魔法使イデス。ヤツガ来テカラ。
食料トハ別二、月二1,2回、村ノ若イ娘ヤ子供ヲ連レテイクヨウニナッタノデス。』
セラ : いや〜だ〜。なんか、やらし〜〜。
ロック : じゃあ、もう何人か連れていかれた奴がいるの?
GM : 『エェ、マダ戻ッテキタモノガイナイノデ……。
ドウナッテイルノヤラト心配シテイルノデスケレド。
シカシ、相手ハ軍隊デスカラ、ソウソウサカラウワケニモイカズ……』
ロック : ほら!!女が捕らわれの身になってるってよ。助けに行かないの?
エドガー : 私が助けます!
セラ : 助けに行ったらさ、ありがとうございます、エドガー様、あなたのお好きにして〜状態だよ。(笑)
エドガー : にやり。そういうことなら、ぜひぜひ私にめに!
GM : 『私達村ノ者ハ屋敷ニ近付クノヲ禁止サレテオリマス。
アナタガタガ屋敷ノ様子ヲ探ッテキテクダサルノデシタラ、嬉シイノデスケレドモ。』
ロック : じゃあ、すべては悟りの民のこいつに任せるとして。俺はまぁ、休んどこうかな。
……なぁに?頑張ってね〜。 レディを助けるためにも。
GM : (ロック……その態度、俗にやきもちとかいわんか?)
まぁ、長老さんは屋敷のある場所を教えてくれる。
セイラにはわかりますが、例のロケーションでわかってるマリアのいる方角と一致する。
セイラ : あぁ、いるらしいです。
エドガー : 本当に〜?
ロック : 本当に?そんな簡単に言っていいの?
セラ : まあ、いそうではあるけどね。
セイラ : いるみたいです。
ロック : じゃあ、まぁ助けに行こうか。長老さんに屋敷の場所を聞いて、……どっか危険なところとかある?
GM : 特には、……ただ、屋敷の周囲が少し開けているから、見つかりやすいんじゃないかと。
ロック : そっか。どうする?夜行った方がいいかな?
GM : ちなみに、時刻的には、今は夕方です。そろそろ夕闇のせまる時刻ですね。
ロック : じゃあ、夜でいいか。
セラ : ちなみに、ひとつ聞いていいですか?その男いい男?若い?
GM : まぁ、お年を召しているっていうほどじゃないけど、壮年っていうか、おじさんだね。
セラ : やぁだ〜。エロじじいじゃない。殺す。
……何だか、セラちゃん、どんどん柄が悪くなっていってる〜。
クリフ : 屋敷には何人くらいいる?
ロック : わからん。とにかく城の中にボスがいるってことしかわからん。
GM : 長老が言うにはね、軍の本隊は数日前に都に引き揚げたようですと。
ロック : あ、じゃあ、だいぶん少なくはなってるんだ。
GM : うん。でも正確に現在何人いるかはわからない。
セラ : じゃあ、何十人単位になったくらいかな。

さて、 夜の闇に粉れて出発した一行ですが。

エドガー : 私、変身しないと、暗視能力ないんだよね。いいや、変身します。
ロック : あ、大山猫になったらしい。マタタビやるって。
エドガー : にゃ〜ん。
セラ : 私も変身しないと……でも8メートルの蛇がずるずる行くの?やだなあ。
ゴットン : じゃあ、俺はパーシャルしよう。顔だけ虎になる。
セラ : パパの顔が虎になった〜。怖い〜。え〜ん。
ロック : 俺はウルフセンス使うね。夜目がきく奴。
セラ : 蛇になろ〜っと。ず〜るず〜る。
ロック : 何だか……すごいパーティ。ごめんね、8メートルの蛇横にいるけど許してね。かみつかないから。
クリフ・フック : (苦笑)

GM : じゃあ、森の中をしばらく行くと、開けたところが見えてきます。
まだ明かりがついているので、起きているみたいですね。
見たところ二階建てらしい。ロケーションで感じるのは、真ん中辺の地下。
エドガー : さて、どうする? って、しゃべれないんだった。にゃ〜にゃ〜。
ロック : やかましい、この猫。
フック : 見張りとかはいない?
GM : そうだね、ここからは一番大きな正門のところが見えるんだけど、その前にホブゴブリンが2匹います。

この2匹は、エドガー(リュンクス)とシバが忍び寄って、首筋にかみついて始末してしまいました。
かっこいいなぁ。暗闇の中を音もなく忍び寄るシルバーウルフとリュンクス。


セラ : 明かり消すって。ランタン消すよ。見つかったらいけないから。
GM : 消すの?じゃあ、結構暗い。でも、屋敷に明かりがついてるから、歩けないほどじゃないよ。
ロック : 大丈夫だよ、お嬢様。手を引いてあげるから。(注 :セイラは鳥目)
セイラ : あぁ うん。ありがとう。
ゴットン : 何?!
エドガー : ゴットンにやらせてやれよ(笑)
セラ : ダメだって。手をすっと差し出したらゴットンが握るの。
ロック : むかぁ〜。いいよ、いいよ。
セラ : それかさ、ロックが手を差し伸べたら、猫がぽんと手を乗せるの。
ロック : いいよ。でも、ありがとって言ってくれたもん、お嬢様は。わ〜い。
GM : さて。門の前だよ。どうするの?
ロック : 一応、罠……何か罠がないか調べてみる。
知覚判定だよね。(コロコロ)成功。
GM : ないよ。
ロック : 鍵は?鍵開けます。静かに開ける。(コロコロ)……失敗しました〜。
GM : 開かない。
ロック : ごめんなさいっ!鍵開け失敗しましたぁ〜。お嬢様。アンロックかけてくださ〜い。
エドガー : まぁ、ロックだから、ロックする方がうまいんだろ。
セラ : アンロックかけます。(コロコロ)成功。
GM : (コロコロ)開かない。
セイラ : ええ〜〜?!
エドガー : ドアが抵抗してる。ドアが。
ロック : ドアが抵抗してるぅ〜〜!
ゴットン : 何かしかけでもあるんじゃないか?それか目標値が高かったとか。
エドガー : でも数値言ってないのに。
ゴットン : じゃあ、何かしかけがあるんだろ。
ロック : ボタンか何かがあるとか?とりあえず捜してみよう。(コロコロ)あ、失敗。
GM : (いや、単純にマジックプロテクションがかけてあるんだけどね)
エドガー : まわりを調べてみよう。
GM : まわりって?どの辺?
エドガー : ピンポーン、とか。
ロック : お前、呼び鈴ならしてどうする!
GM : 正面から堂々と行くの?
ロック : お前な、門番倒しておいて。
エドガー : こんにちは〜って。
ロック : かっこよく門番倒した後で、ピンポーンはないだろ、ピンポーンは。
エドガー : はぁっ!いつもの癖で!……ロイヤルだから。
窓かなにかないのかな。ぐるっとまわってみよう。
GM : 右回り?左回り?
エドガー : そんなのあるんかい?!じゃあ、右回りで。
GM : わかった。じゃあねえ、角を曲がると、建物の真ん中くらいに木戸が見えます。
エドガー : 木戸?勝手口みたいな感じ?
GM : うん、そんな感じだね。
エドガー : 開いてるような感じかな。
GM : 見ただけじゃ、わからない。
エドガー : じゃ、それを見て、一応ぐるっと一周してみる。
GM : 他には特になんにもないですね。
エドガー : じゃ、ロックの服をつかんで。
ロック : おおっ、何をするっ、この大猫!!
エドガー : ふぅ〜〜っ!!
ロック : (笑)わかったわかった。行く行く。行った。
GM : 行った?木戸がある。
ロック : ……見てみる。木戸である。……違うか。(笑)
エドガー : ひっかく。はやく、しろって言ってるんだ。
ロック : 開くかなぁ。
エドガー : 開けてみれば?
ロック : でも、なんかありそう。一応、罠感知。 (コロコロ)大丈夫。成功。
GM : 罠は見当たらない。ごく簡単な鍵がかけてあるだけ。
エドガー : 開けろ。「ごく簡単な鍵」を。
ロック : …………(コロコロ)開いた。
GM : うん、開いたよ。中は、細長い部屋。お皿やら食器やらが並んで……って、一緒か。
ロック : お皿も食器も一緒や。
GM : 一緒だな。まぁ、特に中には誰もいないようです。
ロック : どうする?明かりつける?ウィル・オー・ウィスプ呼ぶ?
でも、そうすると、火が使いたい時シャーマンが困るんだよな。
セラ : いいよ。アモンにウィスプ呼ばせます。
GM : じゃあ、ふわ〜っと光の玉が飛んでます。その明かりで、左の壁にドアがあるのが見えました。
ロック : 左の壁にドアがあるよ〜。
エドガー : 調べて。
ロック : ……………調べる。 じゃあ、一応、罠があるかどうか調べまーす。(コロコロ) 成功。
GM : 罠はないです。
ロック : 鍵は?
GM : かかってない。
ロック : かかってないんで、開けます。
GM : 開けると、食堂のようです。大きな机がどんっと置いてあって、まわりを椅子がぐるっと囲んでる。
ロック : 何人分くらい?
GM : まぁ、かなり広くはある。ただ、全部使ってるかどうかはわからないけど。
ここも明かりは消えてて、ウィスプの明かりだけです。
ロック : まわりは静かな訳?
GM : うん、この辺りは静か。右の壁にドアが見えます。
ロック : それだけ?
GM : 食器棚とかはあるけど?
ロック : ドアに行こうか。罠感知。
GM : ないよ。食堂の扉に罠があったらすごくいやだよ。
ロック : うん、でもね、一応ね。開けた。
GM : 扉の向こうは廊下。まっすぐいって、その先に扉。
あと、右方向にも廊下があって、その先で広くなってるみたい。
その広くなってるところにも扉がひとつ見える。
ロック : 右に行く。
GM : 右に行くと、ホールっぽい。左にドアひとつ。右にドアふたつ。左に上に上る階段がある
ロック : でも、ロケーションでは下だったよな。
ゴットン : うん。しかし、上に上がって下りるということも考えられるぞ。上に行ってみよう。
GM : 階段を上がると、廊下がまっすぐつながってて、つき当たりの左の壁にドアが見えます。
廊下には誰もいません。
そうね、誰か……運動技能が一番低い人。
ロック : さぁ、みなさん、自己申告しましょう。私75。
エドガー : 63。
セラ : 62。
クリフ : 56。
フック : はっ。一番低いかもしれない。55。
ゴットン : いや、この人の方が……。
セイラ : ……36。
GM : じゃあ、お嬢様だね。運動技能で判定して下さい。
セイラ : えぇ〜、低いのに〜。
GM : だからね、セイラが成功してれば、他の人はまず大丈夫だろうと。
セイラ : そんなこといわれても〜。
ロック : お嬢様、頑張れ!
セイラ : (コロコロ)ああっ!だめえ〜。
GM : じゃ、ちょっと、何かにさわって、大きな音をたててしまった。
エドガー : 思うにさ〜、サイレンスか何かかけとけば、音しなかったんじゃないか?
ゴットン : もはや、遅い。
ロック : 戦闘体制とっておこう。
GM : そしたらね、下の方から、何かさわざわと人が出てきたような気配がある。
ゴットン : よし、階段に油撒いて、火を放とう!
エドガー : お前なぁ!
GM : 下の方から、階段を上ってくるような気配だね。どうする?
ロック : ドアはどうする?一応調べてみる?
ゴットン : じゃあ、戦闘体制とりながらバックして扉のところに行こう。
エドガー : 退却!………バーイ、 ロマサガ2。
ゴットン : 女子供が先に入れ。
ロック : ……女子供の方が強かったりしてね、実を言えば。
GM : じゃ、陣形は……戦士系が前で、 女性陣が後ろね。
じゃあねえ、下から階段を上ってきたのは、ダークエルフが3人です。
ロック : ぶっ……いやだ〜、ダークエルフ〜〜。さぁ、戦闘だ〜!
ゴットン : イニシアティブは8!
GM : そっちが先。

1ターン目、シバちゃんがAに5ダメージと8ダメージを与えます。
リュンクスエドちゃんは攻撃失敗。(エドガー : 9が出た〜立ち直れん)
ロックがAに11ダメージ。ゴットンがBに14ダメージと10ダメージ。
クリフがCに12ダメージ。フックもCに10ダメージ。
セイラはスリープクラウドをかけようとしましたが、呪文を間違えました。(9が出て、自動的失敗)
セラはCに10ダメージ。Cは死亡。
敵のターン。Aは攻撃失敗。Bが救援を呼びます。(『賊だぞ〜』と叫ぶ)


GM : 次のターン。イニシアティブは……こっちが勝ちだね。
廊下の先のドアが開きまして、骸骨が鎧をまとったような奴が出てきた。
その後からフードをかぶった男が続いて出てきました。
ゴットン : 御大登場か。
GM : セージの人、判定して下さい。モンスターがわかるかどうか。ソーサラーもいいよ。
クリフ : (セカンドクラスがセージ)(コロコロ)失敗。
セイラ : (コロコロ)あぁっ、どうして失敗するんだろ。
エドガー : なぁなぁ、悟りはダメ?
GM : マイナス20くらいでやってみる?
エドガー : わかっても、猫だから教えられないけど (コロコロ)あ、ダメだ、わからない。
GM : 見たことも聞いたこともない変な化けもんだ、としかわからない。
ゴットン : おのれ、奇妙なやつめ。
ロック : こんな奇妙な奴は始めてみた! 珍獣という名前をつけてあげよう。
GM : ロック、フードの男を見て……知識判定して?覚えてるかどうか。
ロック : (コロコロ)見たことないみたい。
プレイヤーはわかってるんだけどね。そりゃぁ、私のかわいいキャラクターが痛めつけられましたから。
それなりにはわかってるけど、わからない。
セラ : 忘れてると。
GM : 意識もうろうとしてたんだろうね。
エドガー : さて、こいつらを、ホネホネロックと名づけよう。
GM : フードの男は、あなた方を見ると、『よくもまぁ ここをかぎつけたものだな。』と言っている。
彼はそれで終わり。骸骨君が襲いかかってくる。


2ターン目。
骸骨君Aがセイラに攻撃、12ダメージを2回。
骸骨君Bがセラに攻撃、9ダメージと8ダメージ。
ダークエルフAはゴットンに切りかかるが失敗。ダークエルフBはクリフに攻撃、10ダメージ。
ロックとシバは、女性陣をかばうため、前にまわり込みます。
エドガーは、ダークエルフBに9ダメージ。ダークエルフB死亡。
ゴットンはダークエルフAに7ダメージ。クリフも骸骨君の方にまわり込む。
フックがゴットンを、キーアがセラを、それぞれキュアーインジャリーで回復。
セイラが骸骨君Aにエネルギーボルトを飛ばしますが、抵抗されて、6ダメージのみ。
アモンがランドルフにサイレンスをかけますが抵抗され効果なし。
セラもサイレンスをかけようとしますが、自動的失敗で発動せず。


エドガー : 今日は9のオンパレードだ〜

3ターン目。
ランドルフは、魔法の障壁を張ります。
(※ここでGM、大勘違いをやらかしました。
レベル7のフォースフィールドを張ったのですが、効果をレベル9のルーンシールドと取り違えてまして。
物理攻撃じゃなくて魔法を防ぐとしてしまいました。
かなり後になってプレイヤーから指摘されて気付いたんで。
コモンルーンでも持ってて、ルーンシールドを張ったこととして進めました。)
骸骨君Aがロックに攻撃。2回とも失敗。
骸骨君Bがクリフに攻撃。ことごとく9が出て失敗。
ダークエルフAはフックに攻撃。失敗。
シバが骸骨Aに攻撃。これは防御される。
エドガーがダークエルフAに攻撃。11ダメージを与えてとどめ。
ロックは攻撃失敗。
ゴットンはランドルフにチャクラムを飛ばし、8ダメージ。
クリフもランドルフにチャクラムを飛ばし、9ダメージ。
フックは骸骨君にターンアンデットをするが効果なし。
(※この骸骨君はドラゴントゥースウォリアーなんで、ターンアンデットはききません)
セイラは、スパイダーウェブを唱えますが、またもや9が出て発動せず。
アモンがコンフゥージョンを骸骨君にかけますが、これも効果なし。(※精神魔法もききません)
セラが弓でランドルフを攻撃、7ダメージ。

4ターン目。
階段から新手。
ゴブリンロードが8匹。
ランドルフは部屋に引っ込む。
骸骨君Aはロックに攻撃するが防御される。
骸骨君Bはゴットンに攻撃、11ダメージ。
シバが骸骨君Aに攻撃、6ダメージ。
エドガーは階段側から移動攻撃し、骸骨君に大成功で22ダメージ。
ゴットンは骸骨君の背後、扉の前にワープ。
クリフは骸骨君に攻撃するが防御される。
フックは骸骨君Aに攻撃するが失敗。
セイラが階段の増援に向けてライトニングを打ちますが、出目が悪くて6ダメージ。
アモンが階段の途中にウォーターウォールを立て、増援の足止め。
セラは飛び道具で骸骨君を狙いましたが失敗。

5ターン目。
シバが骸骨君Aに攻撃、9ダメージと10ダメージ。骸骨君Aは崩れ落ちます。
エドガーの攻撃は防御されます。
ロックは失敗。
ゴットンはランドルフの引っ込んだ扉を開けます。扉の中は狭い部屋。中に彼の姿はなく、右手にまた扉が見えた。
クリフとフックは骸骨君Bにそれぞれ10ダメージ。
セイラの攻撃は失敗。
セラの攻撃は防御されました。
アモンは水の壁の向こう側にシェイドを呼びだし暗闇に閉ざす。
骸骨君Bがロックに攻撃、8ダメージと10ダメージ。

6ターン目。
シバの攻撃は防御されます。
エドガーの攻撃は骸骨君Bに4ダメージ。
ロックの攻撃は防御される。
ゴットンは、更に扉の奥にかけ込む。ランドルフと目があったところで終わり。
クリフの攻撃、骸骨君Bに11ダメージ。
フック君は防御される。
セイラのトマホークも防御されました。
セラの攻撃も、またまた防御される。
アモンは行動なし。
骸骨君Bはエドガーに攻撃しますがあたらない。
ゴブリンロードたちは暗闇の中でパニック中。
ランドルフは、追うゴットンを遮ろうと更にもう一体骸骨君を呼び出します。

7ターン目。
骸骨君Bはロックに攻撃、9ダメージと18ダメージ。


ロック : 残り生命力10〜回復して〜〜。
フック : まだもつ!
ロック : もたない〜!!そんな見捨てないで回復してよ!女なら回復するくせに〜!

シバの攻撃はロックを襲った骸骨君Bに大成功、26ダメージ。骸骨君Bにとどめを刺します。

エドガー : 愛するロックのためならばってね。

フックは要請に応じてロックにキュアーインジャリーで回復。
ゴットンは、立ちはだかる骸骨君を無視し、ランドルフの背後にリープ。
ランドルフはゴットンを止めようとパラライズをかけますが、抵抗され効果なし。

8ターン目。
廊下にいた骸骨君を片づけたロックたちはゴットンの方にかけつけます。
ゴットンはランドルフを羽交い絞めにしようとしますが、阻止されます。
室内の骸骨君がゴットンに攻撃、8ダメージ。

9ターン目。
室内の骸骨君がゴットンを攻撃、7ダメージと11ダメージ。
ランドルフが再度ゴットンにパラライズをかけ、麻痺。
シバが室内の骸骨君に攻撃、12ダメージと18ダメージ。
エドガーも骸骨君に攻撃、8ダメージ。
ロックの攻撃は防御された。
クリフが飛び道具を飛ばすが防御された。
フックはランドルフにフォースを飛ばしますが 魔法の障壁にさえぎられます。
(※ここで、プレイヤーから10ターン以上たったとのクレームがきたんですけど……
ほら〜まだ8ターンしかたってないじゃない!ちくしょお、みんなしてGMいじめやがって、ぐすぐす。
実のところこれがあんまりにも悔しかったため、この戦闘、こんなにも詳しく実況中継してみたのであった。
へへ〜んだ、私の方が正しかったぞ。)
セイラは、ディスペルマジックを唱えてゴットンのパラライズを解きます。
セラが弓でランドルフに攻撃するけど防御されます。
アモンが骸骨君にファイアボルト。5ダメージ。

10ターン目。
ランドルフは、部屋のすみの壁を動かし、中に逃げ込む。
骸骨君はフックに攻撃。10ダメージ。
シバは骸骨君に攻撃、7ダメージ。とどめを刺します。


ロック : さあ、追いかけるぞ〜〜!
GM : 彼が入って行った壁のところでは、何やら機械の音がしています。
ゴットン : うわぁ、魔導アーマーか〜(笑)
あ、例のベルディアにあったワープ装置で逃げたのかもしれない。
エドガー : とりあえず、それを追いかける。
ロック : 行こう、行こう。追いかける!
GM : 壁をはずしたところには、下に向かって縦穴が開いてる。ワイヤーみたいなのが見えるよ。
ゴットン : よし、ワイヤー伝って行くぞ〜〜!
エドガー : 下りる、飛び降りる!
ロック : ねえ、それ、何メートルぐらいある?
GM : 10メートルくらいはあるかな?
エドガー : OK!大丈夫。そのまま飛び降りる!
ロック : タレントポイント使って降りれば?
エドガー : いや、私、もうリュンクスになってるから大丈夫。
ロック : あ、そうか。
エドガー : そのまま降ります。私、猫ですから25メートルまで平気。
GM : ワイヤーを伝って降りる人は、鎧がラメラー以上だったら運動技能にマイナス20のペナルティが付きます。
エドガー : 戦士系はちょっとな〜。
ゴットン : 落ちたら……
GM : ダメージ、行くよ。もちろん。
ゴットン : いってやろうじゃないか。
GM : 鎧脱げば、ペナルティはないけどね。
ロック : (コロコロ)成功〜。
GM : 降りたの?
ロック : うん。
ゴットン : (コロコロ)よっしゃ〜。大成功!
……怖い。00出て、死んだらどうしようかと思った。つかめなくて落ちるからね。0だったら。
セイラ : 私……どうしよう。
セラ : お嬢は残っておいたほうがいいよ。
ロック : シバがいるからさ。一緒に残ってて?
セイラ : 残ってた方がいいかな。
ロック : うん、その方がいいよ。
エドガー : 外回りで降りたら?
ロック : でも外回りは、階段に壁つくったから降りられないんだよ。
セイラ : ああ、私、浮いちゃおうかな。
ロック : そうか、そうよ。浮いて降りておいで。レビテーションでシバ抱えてきて。その代わり。
セイラ : あぁ、フォーリングコントロールでゆっくり降りよう。(コロコロ)え!どうして〜〜〜!
一同 : (爆笑)
エドガー : 9が出ました〜〜。(自動的失敗)
セイラ : 降りられない、私、もう〜。
ロック : まぁ、そこで待っておいて?
セラ : (コロコロ)私降りられた。アモンは飛んで降りたよ。
セイラ : あっ!私、いやよ、一人は!
ゴットン : 大丈夫、一人じゃない、ここにまだいますから。
(フックとクリフは、まだワイヤーを前に悩んでいた。)
GM : じゃ、降りた人らはね。降りた先は小さな部屋につながる隠し扉みたいなところ。
隠し扉は開いてる。その先に、ランドルフがいるんだけど……
ゴットン : (描写中に)うわ〜〜〜〜
GM : え、何?どうしたの?
エドガー : あ、9で〜す。フック君9で〜す。(自動的失敗)
ゴットン : あ〜あ、落ちた。
GM : え、落ちたの?!ダメージが……D10×メートルだから……。
ロック : さあ、 自分で振りましょう。
フック : (コロコロ)
エドガー : こういう時に高い目が……出るんだよなぁ〜〜〜。
GM : 50ダメージ?
フック : 鎧で減らして……46ダメージ……さよなら〜〜。
エドガー : 46ダメージ?!
フック : 思いっきり生命力35しかない。
GM : (まじか)生死判定か……生命力マイナス分を抵抗値から引いて判定。いくらになる?
ロック : マイナス11だから……29か。
GM : 29以下が出せたら、気絶ですむ。
ロック : 頑張れ!
フック : (コロコロ)…………
ゴットン : :……集中力使え!
一同 : (爆笑)
フック : (コロコロ)
一同 : 2回目〜
フック : (コロコロ)
一同 : 3回目〜
フック : (コロコロ)
一同 : あぁ〜〜〜〜〜〜!!
フック : (コロコロ)
一同 : ……ラストっ!ラストっ!!
フック : さよおなら〜〜(コロコロ……10の位の出目は0)
ゴットン : おおっ!
GM : もう一回振って!これで(1の位で)0がでなかったら……!
フック : (コロコロ……出目は……)
一同 : あぁぁぁぁぁ〜〜〜〜〜〜〜!!!
GM : とどめ……(出目は、0)
セラ : どうやら、おなくなりになったらしいということで……
エドガー : まさか、ここに来て……。
ゴットン : 伝説だな、この出目の悪さは……。
GM : ひゅううううううう……びちゃ。
エドガー : まぬけ過ぎ。
ロック : し〜〜ん。
ゴットン : グロい……。
エドガー : 死体は一応保管しておいて……。
ゴットン : 初の死者……なんで00が出るんだ〜〜。
クリフ : (コロコロ)俺は成功。降りられた。
ロック : あ〜あ。(フックのキャラクターシートを見ながら)こんなにかっこいいのに。あ〜あ。
さて、話を続けようか。
GM : 死者を出しながらも、話は続くのであった。
えっと、出たところは、小さな部屋。机と椅子が置いてあって、見張りの部屋って感じ。
ゴブリンロードが一匹と、ランドルフがいる。
で、ランドルフは、ゴブリンロードに、あとはまかせたって感じで右っ側の通路にかけ込んで行く。
エドガー : それを追いかけられるかなぁ。ゴブリンロード、立ちふさがる?
GM : 一応、やろうとはしてる。
エドガー : たたたたっ、ぴょんって飛び越えて 追っかけて行く。上を飛び越える。……かっこいいなぁ。
セラ : とすると、なにかい?うちらが降りたころには、こうぼーっとしてるゴブリンロードがいるだけかい?
GM : まぁ、そんなとこでしょう。リュンクスに変身したエドガーは人間×2のスピードだし、反応は難しいかな。
通路の途中でランドルフに追いつけますよ。
エドガー : 後ろから襲いかかる(コロコロ)成功。ダメージは……3(笑)
でも、こう、がばって覆いかぶさる。
GM : 3?!……ダメージは入ってないね。まぁ、押えつけるのはできたとしよう。
エドガー : よし早く追いつけ!
GM : じゃあ、他のメンバーが降りてきたらね、ゴブリンロードが剣をかまえて、硬直してる。
あ……あれ?どこいった?って感じ。
ロック : タレントポイントつかいま〜す。走る。ウルフウォーク。
GM : それなら、かわされるかな。まぬけだな、ゴプリンロード。
セラ : シバちゃんついてきてるの?
ロック : シバはついてきてない。降りられないもん。
セラ : 上にいたんだ。あの子。きゅ〜ん、きゅ〜んとかいいながら。
GM : ロックは、追いついたね。残りのメンバーはどうする?

一応、残ったメンバーは、ゴブリンロードを切り捨ててから、追いかけようということに。
クリフくんが切りかかったものの、大失敗。こけてしまいました。
クリフとフックって、双子か?出目の悪さ……。
更に、いつの間にやら判定して降りてきているセイラ。
度胸あるな、お前。目の前で一人墜落死してるというのに。
まぁ、クリフ、ゴットン、セラ、セイラ、キーアの5人を相手にゴブリンロード1匹では相手になりません。
……のはずなのだけど。
GMのダイス目が妙によくて……ちょっとだけ苦戦でした。
さて、ランドルフのほうは……。


ロック : どうする?エドガーおさえてるんだろ?俺 来たから。どうしてほしい?
エドガー : どうしてほしいって……縛り上げるとか……ロープは?
ロック : 一応持ってるよ。じゃあ、縛る。縛った。
GM : 待て。そう焦るな。攻撃技能+20で判定して。
ロック : +20な。…… (コロコロ)大成功。
GM : 縛られた。
ロック : 縛ったよ。ロープで。へへ〜ん。(何だかひどく嬉しそうである)
だって、滅多に大成功でないんだもん。
ゴットン : よし、起き上がり攻撃を。
ロック : 殺したらいけないよ。情報きかないといけないもの。
(GMに)ねぇ、もう一回覚えてるかどうかやってみていい?
セラ : そこであらためて顔を見たと。
GM : (う〜ん、ちょっとあまいけど……ま、いいか)いいよやってみて。
ロック : (コロコロ) 覚えてたらしい。26。
GM : まぁ、予想ついてると思うけど。セリア将軍のそばにいたソーサラーさんです。

さて、ゴブリンロードをかたずけたメンバーもかけつけてきます。

GM : 通路の途中にソーサラーとロックと……猫がいます。
エドガー : にゃ〜ん。
セラ : シバちゃんいないと、やっぱさびしいね。
ロック : シバなら大丈夫だよ。頭使ってどうにか来るよ。
エドガー : そして死体は取り残される……。
GM : さて、どうします?
ロック : まずはあの村の女の子たちについて聞いてみよう。
女子供を差し出せと言ったのはどうして?
GM : 『なぜ、そんなことを教えねばならん。』
ロック : なんだ、お前!たかびーになりやがって!俺に散々ひどいことしやがって、畜生!!
ゴットン : よし、よし、服を脱がせて遊ぼうか。
ロック : ボディペインティング?また?
GM : このパーティは……これだから……
ゴットン : 白状するまでやってやれ〜。
エドガー : ちっちっち。くすぐりの刑だ〜。
ロック : お前、今、猫だって。
エドガー : あ。にゃあにゃあにゃあ。
ロック : わからん、お前。あ、セラ、蛇になって締めつけちゃえ。8メートルの巨体で。
セラ : そんなことしたら、締めつけて死んでしまうわ。

こいつら……尋問させると、何するかわからんから……。
つかまった奴は必ず不幸な目にあうのよね……。かわいそうに。


ロック : (ランドルフに)どうしてかなあ。教えてほしいなぁ。
GM : 『なぜ、そんなことを教えねばらん。殺すならさっさと殺せ!』
エドガー : しっぼで首のところをくすぐる。このまま笑い死にたいか?と。
セラ : 人間、笑い死ぬのよ?本当に。
ロック : 苦しいんだぞ〜。言って御覧なさい。はずかしがらなくてもいいから。
ゴットン : 四の字固め。
エドガー : 今、エドガーくんがしっぽでくすぐってます。
GM : (う〜ん。抵抗力判定でいいかなぁ。)(コロコロ)あ、耐えられなかったようである。
エドガー : あ、笑ってる、笑ってる。
ロック : さ、言って御覧なさい。言ったら苦しくなくなるから。
GM : 『な、何が聞きたいと言うのだ!』
ロック : だから言ってるだろ。女の子たちをどうしたのか、だよ。
GM : 『魔法の実験の材料にしていただけだ!』
ロック : ふーん。魔法の実験ねぇ。何の魔法?何の魔法の実験なの?
GM : 『レベル10の魔法の実験だ!げらげらげら』笑っててうまくしゃべれない。
ロック : (くすぐるのをいったん)やめろ……で?レベル10のなんだって?
GM : 『ポルモリフという効果のある薬を創る実験だ。』
セラ : それで、成功したの?
GM : 『幾人かはな。』
ロック : 幾人かは……ね。生きてる子もいるの?
GM : 『あぁ。』
セラ : どこ?
GM : 『牢にいれてある。』
セラ : で。出来上がったのはどうしたの?
GM : 『牢にいれてある!』
ロック : じゃあ、全部、一応牢にいれてあるんだ。
GM : 『そういうことだ。』
ロック : ふ〜ん。んで!もうひとつ聞きたいんだけど〜。マリアって女の子を知ってるかなぁ?
GM : 『…………………』黙り込むね。
エドガー : くすぐる、くすぐる、くすぐる!抵抗した?
GM : (コロコロ)抵抗出来ない。
エドガー : いえ〜い。くすぐる、くすぐる。
ロック : 知ってるのかなあ。
GM : 『それは……将軍から預かった娘のことか?』
ロック : そうだよ。そうだろうね、きっとね。
エドガー : (えんえんと)くすぐる、くすぐる、くすぐる〜。
GM : 『やめろ〜くすぐるのはやめろ〜。』
ロック : じゃあ、しゃべってくれる?
GM : 『う、う〜〜〜〜』
エドガー : くすぐる、くすぐる。
ゴットン : くすぐりつつも、鼻から牛乳を垂らし込む。苦しいぞ〜。
エドガー : 待て!牛乳をどこから持って来るんだ!
ゴットン : いや、俺は牛乳を飲んでるんだ。背が高くなるために。
エドガー : もう十分高いわ!
ロック : 2メートルあるやんか!
セラ : なぁ、なぁ、口ん中に生のしょうがを詰め込む。しかも、腐りかけた奴。
セイラ : え、じゃがいも?
ロック : うわ〜、苦しそう。めっちゃ苦しそう。
ほら、言ってもらえないかなぁ。今どこにいるの?なんかしてない?
GM : 『行けばわかる。』
ロック : 行けばわかるって……口で言ってほしいな。何やったの。どこにいるの。
GM : 『いや、その……』
ゴットン : 鼻そぎ落とそうか。
GM : 『ひ!……いや、あの、娘の数が足りなかったんで……つい……』
ロック : それでその実験は成功したのかなぁ?
GM : 『一応。』
エドガー : さぁ、殺せ〜〜!
セラ : 殺そうか〜?かみつこうか〜。
ロック : ……攻撃していい?
エドガー : だろうねぇ。
ロック : あ。ちょっと待って。どこにいる?
GM : 『牢に入れてある。』
ロック : そこまで案内してもらおうか。
GM : 『そこの隠し扉の向こうだ。』
ロック : だから、案内しろってば。

縛り上げたランドルフを案内に立たせ、隠し扉から牢に向かう一行。
エドガーはタレントを解いて人間の姿に戻りました。


GM : 隠し扉の向こうは短い廊下。
左右の壁に2つずつ扉があって、つき当たりにもうひとつ扉がある。
ロック : どこなのか案内しろ。
GM : 『牢はつき当たりだ。』
ゴットン : ……マジックアイテムとかないかな。
セラ : あ、なんか、いいもの置いてないかな。
GM : 『さ、早く行こうか。』
ゴットン : もらおうか〜。確か、竜の牙もってたよなあ。
セラ : おっさん、おっさん。ちょうだい。
ロック : そうだねぇ、ほしいねぇ、あれもねえ。
GM : 『さぁ、先を急ごうか!』
セラ : おっさん?……まぁ、いいのよ。あんた殺して、ゆっくり家捜ししてもいいんだから。
さすがに大将のあんた殺したら、逆らう奴はいないと思うから。
ロック : その上、家捜しのプロフェッショナルも居 ますよ〜ん。
セラ : 家中くまなく捜そうか?
エドガー : 家捜し「は」ね。(べしっ!←ロックが殴った音)いてっ。
GM : 『とっとと、殺せばよかろう!』
セラ : ふ〜ん。じゃあ、笑い死のうか?
GM : 『う……。それはいやだ!ひとおもいに殺せ!!』
ゴットン : 誰がひとおもいに殺すかい。
エドガー : じわじわと。
ロック : まあ、とにかく、まずはマリアのところに案内して。ゆっくりそれからでも料理は出来る、こいつは。
早く、マリアのところに案内しなさい。
GM : じゃあ、つき当たりの扉ね。開けると、牢が並んでて。
中に人間の娘らはいるし、妙な動物らもちょこちょこいるよ。鳥やら、猫やら、犬やら。
セラ : おっさん……何の研究してたの?
GM : 『まだ研究の初歩だったからな。とりあえずは動物に変える実験を。』
セラ : これでさ、マリアが狼になってたらギャグよね。
エドガー : シバはいるし、マリアはいるし うわ〜、敵がいっぱいだ〜。
ロック : やかましい!で?どこの牢屋だって?
GM : 『……区別がつかん。』
セラ : 何に変身させたのかなぁ?
GM : 『覚えておらん。』
エドガー : そうだろうなあ。いっぱいやったんならなぁ。
セラ : でもさぁ、娘が足りんで思わずヤっちゃったんでしょう?
エドガー : その表現は〜ちょっと〜〜
一同 : (大爆笑)
ゴットン : 思わずヤっちゃった〜衝動に駆られて。
ロック : じゃあ、ということはだね、最後の最後にヤった……って……あれ?(笑)
(話を元に戻そうとして失敗したの図)
エドガー : ロック〜お前もか〜。
ロック : 最後の最後にそういう行動に出た訳ね……(爆笑)(またもや、失敗したの図)
セラ : けだもの〜〜
ロック : ということは!一番最後だから、わかってると思うんだけど!
(一生懸命話を進めている後ろで 他の奴らはまだ笑っている)
GM : 『いや、最後と言う訳ではない。』
ゴットン : 何〜!何人もヤったのか!貴様!
エドガー : ゴットン!慎め、言葉を!!レディーの前だぞ!
ロック : ほんとうに覚えてないの?
GM : 『覚えてない。』
(まぁ、念の為に知識判定してみよっかな。あ……あら?)…大失敗した。全然覚えてない。
ロック : じゃあ、動物に変えられてるのは、何匹くらい?
GM : 十数匹。あと、人間の姿のままが、2、3人。
エドガー : あ、じゃあ、人間の人にねぇ、マリアちゃんの特徴を言って聞いてみる。
セラ : だれだれちゃんが連れて行かれたあとにあの動物が連れられて来てって、その類のことね。
ロック : あぁ、聞いてみる。
GM : 黙ってる。
ロック : 黙ってる?!
GM : だって……
ロック : あ、そっか!沈黙の民!オウムがいないとしゃべれない!
エドガー : あぁ〜!
セラ : そっか。オウムさんがいないんだぁ。
ゴットン : どれか、鳥になってる奴を捕まえて肩に乗せたらしゃべらないかな。
ロック : オウムじゃないとダメだよ。
セラ : オウム居ないの?
GM : 居ない。
エドガー : ちっ。魔法のさ、しゃべるやつはダメかな。沈黙の民の言葉を聞き取ればいいんじゃない?
セイラ : 魔法解けないかな。なんとかマジックで。(ディスペルマジックのことらしい)
ロック : でもレベル10だろ。
ゴットン : 目標値が高いよ。
GM : (目標値制はソードワールドだって)
エドガー : 普通にしゃべったほうがいいだろ。
セラ : タングの魔法か。
ゴットン : この魔法使いを拷問して、全部解かせれば?
セラ : それも手よね。
ロック : 魔法とけるの?
GM : 『わ、私はまだレベル7であって……』
セラ : ちょっと待って!おっさん!なんでレベル7のくせして……
ロック : レベル10の魔法を?
エドガー : あれは、機械かなんかなんだろ?
GM : いや、薬をつくってたんだよ。
ロック : ……薬が好きだねぇ。(←かつての実験材料)
GM : そう、薬が好きなの。

結局、タングの魔法を使ってはみたけれど、沈黙の民の言語は一種のテレパシーのようなものだから、却下。

エドガー : じゃあ紙と鉛筆を出す!沈黙の民でも書けることは書けるだろ?
GM : ……そういう問題なんだろうか……(悩)
エドガー : 書いて、書いて。マリアさんの口調とか説明して、こういう人を見なかったか?と。
あ、いや、見なかったかじゃなくて、こういう人はどうなったか知らないか?と。
GM : う〜ん、でもな〜。まわりを気にしてるような余裕があるとは思えないからねぇ。
エドガー : ああ、そっか。「よくわからない」って書いて来たのね。
GM : うん。
セラ : ロケーションをかけてたんじゃなかったっけ?
GM : (やっと気付いたか)そろそろかけてから一日たつからね。かけ治さないと。
ロック : かけ治そう。
GM : ロケーションを使うと、牢のすみのほうにいる……小鳥さんがそうらしいということがわかる。
エドガー : 小鳥?!
セイラ : わかりました。あの小鳥です。
エドガー : 一応、……手を指し伸ばす。
セラ : ちちちちちって。
GM : とりあえず、今は眠ってるみたい。
セラ : この騒ぎの中で寝てるなよ!
ロック : その牢屋の前まで行く。……籠だよな。籠の中だよな。
セラ : というと、みんな牢屋の中にいて、奥のほうに鳥籠があるのかな?
ロック : 牢屋の鍵を開けて(コロコロ)開いた。
エドガー : とりあえず、その魔法使いを足蹴にしてぼこぼこにして、そんで気を失わせといて。
それからその小鳥を取りに行く。
セラ : 鳥さんはどうしてる?
GM : だから、鳥さんは眠ってる。他の小動物たちは、多少おびえてるって感じです。
セラ : 鳥さんは……ロックがつついてみたら?顔はよく知ってるんだし。
エドガー : こわいよな〜。目を開けたら、ロックの顔がば〜んとあるんだ。
セラ : サイズが全然違うからね。
ロック : 籠を……軽くたたいてみる。
GM : うん、そしたら目は覚めたらしい。まだちょっとぼ〜っととしてる様子だけど。
セラ : 寝起き悪いな、この娘は。
ロック : やぁ。……何も言えない。
誰かなんとかして〜(とっても困っているらしい)
でもレベル10でしょ。薬でしょ。どうにもならねぇ……。あ。
GM : (そういう話を犠牲者の目の前でしないように)え〜ん。
ゴットン : 解毒剤はないのか?
ロック : それは、このおっさんに聞いて?
GM : おっさん気絶してるよ。
セラ : 起こす。
エドガー : 水でざばっと。
GM : (あいかわらずひどい扱いだな。ま、しかたないけど)『まだ研究中だ。解毒剤はない。』
ゴットン : いますぐここでつくれ。
GM : 『そんな簡単につくれたら苦労はしない!』
ロック : お前、偉そうだな。
ゴットン : さっさとつくれ。能書きをたれるな。やらねば、死。
セラ : しかもね。すごく恥ずかしい死に方するよ?
うちらのやることだから、すっ裸にしてね、その死体をね、村に持ってって見せ物にする可能性があるのよ。
エドガー : ちなみに、首だけとかそんなきれいなもんじゃなくて、しぇ〜っていう格好のまま殺すとかね。
GM : (ああ、また脱線するし…)あのね。約1名死んでるのに、皆さんのんきだね。
エドガー : おおぅ、腐ってしまう!

ロック : 籠の中に手を入れてみる。
GM : ちょっと、おびえてるみたい。
ロック : ……俺がわからないかなぁ。
セラ : ……誰かと同じせりふ言ってる。「俺がわからないか」って。
ロック : だって、そういうしかないじゃん。……わかんない?
GM : う〜ん、わかってるんだけど……ちょっと……ね。
(彼女は、ロックが彼女のことをベルディアに教えたとしか聞いてないからね。)
ロック : ……ごめん……謝るしかない……もう何も言えない……(泣)
GM : じ〜〜ってみてる。
ロック : ……裏切ろうとした訳じゃないんだよ。嫌いな訳でもないし。
……言い訳になるかもしれないけど無理やり白状させられたから……
エドガー : 申し訳ない。私のせいでもあるんだ。必ず……必ず元に戻してあげますから。
GM : しばらく迷うような感じだったけど。
……まあ、そうだね。ロックの手のひらにちょこんと。
ロック : …………………ありがと。
……ごめん。謝っても謝りきれない。これだけは。ごめんね、本当に。
エドガー : そういうのが終わったところで。
わたくしは、そこにいる女性たちをナンパしまくる。
GM : (……あ〜シリアスが〜〜)
まぁ、その他の小動物や娘たちも、どうやら助けらしいというので、そばに寄ってきます。
エドガー : わ〜い。ハーレムだ〜。
セラ : でもさ、女の子より動物のほうがよっていきそう。まぁ、安心して。この子たちもきっと美人だから。
エドガー : にやり。
GM : でも、中には男も居たりするけど?
エドガー : げ。……あ、でも、男はわかるよ。反射的に。ぴーん、こいつは男だ。びしっ。
ロック : かわいそうなことやるなよ〜。
エドガー : やかましい。

さて、一行は、どうやってみんなを元に戻そうかと悩みます。
この魔法を解除するためには、ソーサラーのディスペルオーダーか、プリーストのリムーブカースか、もしくはウルスのタレントのパージかが必要なのです。
まぁ、死人もいることだし、とりあえず脱出して沈黙の民のところまで行こうということになりました。
でも、その前にしっかり家捜しはする。
まあ、ロックは「そんな気分じゃない」と参加しなかったし、エドガーは家捜しよりもナンバが大事と、同じく参加しませんでしたが。
収穫は、竜の牙一本。ヒールポーション9本。保存食。
あと、武器庫をあさって、各自好きなものをかっさらう。
別にいいけど、エドガー、さりげなく参加して持てるかぎりのものを持って行くなよ。
その所持品のプレートメイルってなんだよ。
お前、着てるのと別にプレートメイル一揃い持って旅してんのか?美しくないぞ。
あとで売っぱらうつもりらしいが。
結局途中で、ロックも、肩に小鳥をとまらせて書庫にやってきます。
一通り探り終わったところで、奥の階段を上った倉庫の先でシバと再会。そのまま、屋敷を脱出しました。


ロック : じゃあ、このまま、沈黙の民の村までとりあえず戻ろっか。で、事情説明をする。
GM : うん、人間のままだった娘たちも、彼ら独特の言葉で長老さんに説明してるらしい。
セラ : それで、治せるような人がいないかどうか聞いてみよう。
エドガー : あの〜、オウムさん……いや、オウムさんじゃない、えっと、長老さん。
GM : オウムさん?(笑)『はい、はい、何でしょう?』
エドガー : 長老さん、あの、生き返らせるような魔法を持ってるような方はいらっしゃらないですか?
GM : ……このあいだ、やったじゃない。
エドガー : え?何?
ロック : あぁ!新しき民でやりました。
セラ : 何?
エドガー : あ?
エドガー : やったじゃない。うちのお母さんを甦らせたやん。あれと一緒や。
GM : うん、国に帰れば、親族の人はいるからね。

ということで、セイラがひとっぱしり(いや、ひとっ飛びか?)ダナーンまで行って、リラちゃんと、フックの親族、そして、動物にされてしまった人たちを治せる人に来てもらおうということになりました。

GM : 村の方の説明続けますね。長老さん曰く。
今、この状態では、また次のやつがベルディアから派遣されて来るだけだろう。
自分たちがこのままここにいても、同じことの繰り返しだ。
出来ることなら、イスカリアのほうにでも一時避難させてもらえればと思うのだが。
どこか心当たりはないでしょうか、だそうです。
セラ : 心当たりねぇ。うちの村に来たら、一緒に戦わなくちゃいけないだろうし。
ロック : 銀狼に来る?
GM : 『デキレバ、コノ騒ギガ納マルマデ……』
ロック : じゃあ、頼んでみる。あ、言っとくけど、俺、長じゃないからね。
頼まなくちゃいけないから自分でもちゃんと頼むんだよ。俺は、立場悪いからね。
GM : 『アァ、ワカッタ。』

さて、おっさん(ランドルフ)をどうするかという問題。
沈黙の民から、彼の処分をまかせられた一行は、あれこれと悩みます。
砦の地下に閉じ込めて、火を放とう (BYセラ)とか、もう悪いことをしないというギアスをかけて放そう(BY エドガー)とか。


エドガー : やはり、人間を殺すのはしのびないからな。
ロック : (ぼそりと)俺は殺したいけど。
セラ : そうだね。前回のあのねぇちゃん(ダークプリースト)は、とてつもなく不幸だったと。
……でも、あたし、あのおっさんは殺したいな。
ロック : 俺は殺したいんだけど。マリアが見てるから……殺さない。
エドガー : むさいおっさんだし、私個人としては殺したいんだがな。
セラ : おっさん、意識あるよね。どうしてほしい?
GM : 『好きにするがいい。』
一応覚悟は決めてるらしい。どうせ、戻っても許されるわけがないから。
ロック : じゃあ、殺してやるよ。

結局、彼は、ばっさりされてしまいました。
人間犠牲者第2号。……まあね、結構ひどいことしてるから、しかたないけどさ。

さてイスカリアに戻った一行は、セイラと合流します。
ダナーンからは、リラちゃんと、ご親族が同行して来ました。
祭器の力で、フック君、復活。


GM : リラちゃんが大蛇の部族の長老からロックに伝言を預かって来てます。
『頼まれた件について、昔の文献などを調べてみた。
混血による異常が発生した場合、封印の部族に片方の血を封印してもらった記録があった。
それが今回の例にもきくかどうかはわからないが、試してみてはどうだろうか。』
だそうです。ちなみに、動物になった人々を元に戻すのも、封印の民のパージで出来ます。
なので、獣の牙のほうで手配をしてくれてるようです。
ロック : じゃあ、封印の民のところに行く?
セラ : マリアちゃんどうするの?いったん、故郷に帰ってから魔法とくかたちにするの?
ロック : どうせ、封印の民には会わなくちゃいけないんだし。
……まぁ、マリアの行動にもよるけど。
セラ : 本人に聞いてみれば?
ロック : どうする?銀狼の民のところに帰ってる?
一応、カイルには、まぁこういう状況になってるとは言ってないけど、頼んであるから。
それか、封印の民のところまで一緒に行くか?
GM : (う〜ん、鳥だから言葉で返事出ないし。どうしようかなぁ)
どういう状況で話しかけてる?
ロック : 肩にのせてる。
GM : じゃあ、頬のところにすりすりと。
ロック : ……じゃあ……いい?……わかった。

さて、イスカリア、獣の牙の砦。

GM : 封印の民が到着するまで、もう二三日かかるので、その間、休息していてくれとのことです。
ロック : あ、じゃあ、その間に、沈黙の民連れて、銀狼のところに行って来る。近いよね?
GM : うん、そうだね。
ロック : マリアはどうするの?ついて来るの?
GM : (こくりとうなずく。)
ロック : よし、行こう。
GM : じゃ、カイルのところ。『で、どうなったんだ?』
ロック : ……もうちょっと待って?
GM : 『?一体、何がどうなったんだ?』
ロック : いや、救出したことは、救出したんだけど。
……あとは、送り届けるから。ちゃんと。
GM : 『わかった。任せよう。』
ロック : でね。 頼みたいことがあるんだけど。
GM : 『またか?何だ、一体。』
ロック : あのね。沈黙の民を、銀狼の民のところにちょこっとばかり置いといてほしいんだけど。いいかなあ。
GM : 『…………(絶句)』
エドガー : 完璧なるトラブルメーカー。
GM : 『一体、何がどうして、そうなったんだ?』
ロック : だからね、ベルディアがね、危険だっていう話で、自分たちはここを離れたいと。
イスカリアのほうでどこか安全なところがあれば教えてほしいっていうから。
じゃあ、俺んところに来ないかって……いや、ごめんなさい。
銀狼のところに来てもいいかなって思って連れて来たんだけど。どうかな?
GM : 『勝手に決めるやつだな、お前は。まぁ、連れて来たものは仕方がない。自分が直接、その長と話そう。』
エドガー : 終わった?用件終わった?
GM : は?……うん。終わったけど?
エドガー : だだだだだ〜って入ってきてね。ロックは渡さないから。それじゃっ!だ〜〜〜って出て行く(笑)
GM : …………茫然。(笑)『あいつは一体何なんだ?』
ロック : ただの御供。仲間。
エドガー : だから、ロックは渡さないからっ。よろしく。
ロック : それじゃあ、カイル。よろしく。
GM : 『わかった。好きにしろ。』
で、カイルと長老さんが話した結果、置いてもらうことになったそうです。
ロック : よし、OK。獣の牙のところにも〜どろ。

GM : はい、数日がすぎて、封印の民が何人か到着しました。
一度にやるわけにいかないから、数人ずつ、数人ずつね。
ゴットン : やあ、ありがとう。お前さんのことは、忘れるまで忘れません。
GM : まぁ、そういうことで、沈黙の民の娘ら子供らも、無事元の姿に戻ることが出来ました。
でも、1回封印して浄化するのに数日かかるから、十数人するのには一か月くらいかかりそうです。
エドガー : え、先にマリアを治してもらったら?
GM : マリアは後でいいっていってます。
ロック : え?なんで?どうして?
GM : 他の娘らのほうが年下だし。遠慮してる。あの子たちのほうを先にしてやってくれって。
ロック : ふ〜ん。わかった。
エドガー : 優しい子だねぇ。
GM : じゃあ、1か月後くらいに。ラストでマリアちゃんが。無事、元の姿に戻りました。
1年前より多少成長しております。
エドガー : なぁ、うちら、1か月間何をしてたわけ?
ロック : のんびりしてたんだろ?
セラ : 休養してたんじゃないの?
エドガー : なんか、危機感がないなぁ。“星"がなくなって、巫女さんもいなくなったのに。
ロック : だって、あれは大蛇の部族が取り返すっていってたし。
エドガー : あぁ、そっか。任せたのか。
GM : じ〜〜〜(ロックを見つめてるマリアちゃん。)
ロック : う……何もいえないんだもん、だって。
GM : 『………ありがとう。』
ロック : よかったね。
エドガー : 一応、エドガーも謝っときます。ごめんなさい。
ロック : すみません。
エドガー : すべては私達のせい……いやいや、私のせいだ。
ロック : ごめんなさい。……ほら、ちゃんと土下座するんだぞ。
ごめんなさい。土下座して謝る。……もう謝る以外なにも出来ない。
そうそう、カイルのところに頼んであるから、銀狼の部族のところに帰ろうよ。
GM : 『……(ロックを見つめている)』
ロック : 帰らないの?
GM : 『……銀狼の村には……』
エドガー : (マリアのせりふをさえぎって)パーティがいっぱいです。
一同 : (爆笑)
GM : あ、嫌がられてしまったようである。
ロック : 何?ついてきたいの?
セラ : 恋敵、いっぱ〜い。
ロック : ついてきたいの?危険だからやめたほうがいいって。
エドガー : パーティがいっばいです。
ロック : 俺、責任持てないよ、それに。俺に近付かない方がいいって。
おとなしく、銀狼の民のところにいなさい。そのほうがいいって。もう迷惑かけたくないから。ね。
エドガー : パーティがいっぱいです。いや、すまないとは思っているんだが、いろいろ困るんでな。
ロック : それにね。マリアがいると、俺が行動出きないから。
セイラ : 悪いことが出来ないのね。
GM : そ、そういう意味なんだろうか?
ロック : ・…セイラ〜?!覚えとけよ。……いや、マリアを気にしてるとね、ちょとね。
だからね、銀狼の村に戻って、カイルの手伝いをしてもらえないかな。
セラ : わ〜、点描が飛びかってるわ〜。や〜ね〜若いもんは。
GM : 『……時々は寄ってくれますか?』
ロック : だからね、カイルの手伝いをしてやってほしいんだ。
GM : 『………………わかりました。 帰ります。』
なんかちょっとさみしそうに、沈黙の民の娘や子供たち引き連れて、銀狼の部族に戻っていきました。
ロック : さて、すんだ。
GM : すんだ?
ロック : ……わかってるって。本当はわかってるってば〜。
エドガー : 何?何がおこったの?

さて、ロックの番です。
銀狼に変身するために新しき民の血を封印してもらうわけです。


ロック : これこれこういうわけなんですけど。封印の民さん。
GM : 『本当にいいのかね?片方の血を失うことになるけれども。』
ロック : 血はなくなっても、一応、親子の縁は。
セラ : 親子の縁は残るというやつですか?お母さん、若いぞ〜。
お母さん、若いわ。血のつながりがなくなると、とても……(笑)
マザコンだからね、わりと。
ロック : 俺……マザコンっていつきめたの?
セラ : わかった、わかった。いらないこといわないから。どうぞ。
ロック : いいよ。やって。
GM : 『ふむ。だが、こういう例は、なかなかないことなんでな。危険を伴うが。』
ロック : 危険というのは、どんなことでしょう?
GM : 『一部だけ封印すればいいのだが、下手をすると、全て封印してしまう。』
エドガー : ってことは?!
ロック : ロック自体が封印されてしまうってことですね。
エドガー : ダメ〜やっちゃダメ〜!
ロック : いや、それでもいい。
エドガー : ダメ!なんで!なんでそこまで狼になりたいわけ?
ロック : やかましい!お前にはわからない。
お前はね、俺の小さいころからの不利な面をわかってないからダメだ。
エドガー : どうして変身しないかがわかったからいいじゃないか。
ロック : やかましい。それじゃ気がすまないの。
エドガー : 勝手にしろ!とエドガーさんは、ば〜んって外に出て行く。
セイラ : すぐに戻ってるわよ。
エドガー : いや、ナンパしてるから 今。
セラ : けだもの!
GM : 『いいのかね?』
ロック : うん、いいよ。
GM : もし万が一失敗した場合は、封印の部族の聖地まで助けに行くことになります。
ロック : (エドガーに)だそうです。よろしくね?………あ、怒ってる〜。

そして、封印が行われます。
確率はほぼ半分。
運命のダイスは……成功。
今回、みんな出目悪かったからかなり緊張したようです。


GM : 封印の民の手の中に、銀色に光る水晶球が現れて、消えました。聖地にいったようです。
ロックのほうは、多少、貧血っていう感じです。気絶するほどじゃないけど、立ってられないくらい。
ロック : うん、わかる。
GM : エドちゃん、見てるだけ?
エドガー : 私、ナンパしてる。
GM : あ、そっか。まだ、 帰ってきてないんだ。この大事な時に。
セイラ : 呼んでこよっか?
ロック : うん。呼んできて。
セイラ : エド。……ガー?
エドガー : は?……ちょっと待て。
一同 : (爆笑)
エドガー : そこで切るな!レディが逃げてっただろうが。
……いや、君にそう呼ばれるとは、私も光栄に思うよ。すごく光栄にね。
セイラ : あ〜、怒ってる?
エドガー : 怒ってないよ。うん。……で?
ロック : 今ね、立ってられない状態なの。
エドガー : ふ〜ん。…………で?
ロック : う……え〜ん。こわいよ〜〜。ねぇ、意識はあるの?
GM : うん、あるよ。
エドガー : で?……はぁ〜〜(ため息)しゃぁないなぁ、もう。まぁ、一応、ロックを支えとく。
セラ : やっぱり、この二人、ホ○なのよ。
セイラ : (にこにこ)
セラ : (セイラの様子に)なんか、つくづくと、しかも嬉しそうね。
ロック : お似合いのカップルだとすでに思ってるらしい、彼女は。嬉しそうである。
セイラ : よかった(はぁと)
GM : 別の封印の民が言うには、
『まだ、どんな後遺症があるかもわかりません。しばらくは安静にしておいたほうがよろしいでしょう。』
だそうです。
セイラ : 血の半分が一気になくなったんだもんね。
GM : 下手すりゃ死ぬよ。
ロック : 立てないらしい。
エドガー : じゃあ、一応、ロックを抱えあげて。
一同 : あ。三度目だ!
エドガー : 抱えあげて、ベッドまで連れて行く。
セイラ : ふふっ。
セラ : なんだかいや〜〜。
ロック : 嬉しそう〜〜なんか、すっごいうれしそう〜〜。
セラ : なんか期待した?
セイラ : やだ、そうじゃないって。ほほえましいな〜って思っただけで〜〜。
セラ : ほほえんでない、ほほえんでない。絶対、ほくそえんでる。
エドガー : まぁ、ロック、寝てる間、そばについてよう。
セラ : シバちゃんは?
エドガー : いるんじゃない?目的が一緒の時は、けんかしないの。
GM : そうこうして日々を過ごしていると、砦には、戦闘が激化してるという情報がちょくちょく入ってくるようになります。
ロック : “星”はどうなったんだろう。
GM : 今、戦闘中。本隊どうしの激しいぶつかりあいの最中です。戦況は五分五分です。
エドガー : どうする?助太刀に行く?
ゴットン : 俺の、将軍としての経験を生かしてやろう。
GM : じゃあそういうことで、今回は終わります。ご苦労様でした。



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