新たなる仲間 星をさがして☆★☆★


GM : 前回、獣の牙の砦で事件に巻き込まれてからしばらく後。セイラとゴットンという仲間が二人増え、5人で旅をしています。
そんな君達のもとに、獣の牙の傭兵さん経由で依頼が回ってきます。依頼主は、古の民のある神殿。神獣の民の冒険者を雇いたいということです。
ロック : なんで、わざわざ神獣の民の指定つきなんだ?まぁ、いいや。とりあえず行ってみよう。

というわけで、キャンペーンシナリオの開始です。
古の民の神殿を訪れた一行に、依頼主である神官長は一人の少女を紹介します。古の神々のプリーストであるキーアである。
依頼内容というのは、簡単に言えば、この少女を護衛しながら妖魔界という異世界にあるアズヤルクナという都市にいるというアズルヤックのところまで送って行くこと。
ただし、妖魔界に行く方法が、戦乱の中で失われてしまったために、まず神獣の眷族の力がこめられた「星」と呼ばれるアイテムを7つ集め、その上で結界の神獣王ルーミスに仕える巫女である「星織姫」に世界を区切る結界を超える門を開いてもらう必要があるのだそうだ。
眷族の力を借りるためには神獣の民に頼んだ方がいいだろうということで、依頼が回ってきたわけである。

ロック : で、報酬の方は?
神官長 : 前金でお一人500……
一同 : 500〜〜〜〜〜〜?(不満気)
神官長 : では、前金で千G出しましょう。無事送り届けていただければ、その十倍お支払いいたします。
エドガー : 千の十倍ってことは……
ロック : 一万……G?
一同 : 行きましょうっ!!!
ゴットン : 今すぐ出発しよう!(笑)
GM : ……こいつら……金に目がくらんでる……

一万Gに目がくらんだ一行(笑)
ろくに事情も聞かずに飛び出してしまいました。あのさぁ……妖魔界って何なのか、とか、キーアは何をしにそこへ行くのか、とか、色々聞いておくことあるんじゃないの?(苦笑)
まったくもう。とにかく、最初の行き先だけは何とか彼らに伝えて、一つ目の「星」を手に入れるためにフォレースル地方の湖に面する小さな村に向かいました。

GM : 神官長の話では、その湖には海から迷い込んだオルカが住み着いていて、村人たちと交流を持ってきたとのこと。比較的人間と親しく接していたようだから、そこから行ってみるといいのでは?とのことです。

けれども、たどり着いてみると、聞いていたのと違い、村はすっかり寂れていた。
村人達は疲れたように道端に座り込み、船や漁のための網などは放置されている。
戸惑う一行が村の中を歩いていると、湖の方でただ一人船を出し、漁をしている少女の姿を発見。
見ていると、湖に子供のオルカが姿をあらわし、少女の乗る船に近寄っていった。オルカのたてる波に小船はひっくり返り、少女は湖に投げ出されてしまった。少女を救出した一行は、彼女の口から村になにがおこったのかを聞き出すことが出来た。

少女 : 私たちオルカの村では、シンボルと呼ばれるアイテムを利用して、オルカとの意志交流を行ってきました。しかし、数年前、年々数を減らしてきたオルカの最後のつがいが死んでしまって、彼らを埋葬する時に、そのシンボルも副葬品として納めてしまったのです。もう必要ないと思われていたので……
けれど、去年になって、あの子オルカが姿をあらわしました。シンボルがなくてはオルカとの意志交流は出来ません。……あの子に悪気がないのはわかっているのです。ただ、人が湖にやってくると、嬉しくてすりよってくるだけ。それが私たち小さな人間にとってはとても危険なこと何だってことを知らないだけなんです。
私たちには、それを伝える術もなく、今出は漁にも出られなくなって……

彼女の頼みで、神殿の地下にあるオルカの墓地までシンボルを鳥に行くことになった。村の中で、無気力な村人相手に、いくらかの墓地の情報を入手した後、いよいよ神殿へ。
墓荒らしを防ぐための罠を解除したり、また引っかかったりしながらも、何とか奥へ進んで行く。

GM : 廊下の先に、ちょっと広くなっているところがあって、中央に泉があります。その泉を囲むようにして、オルカの像がたっていますね。廊下はさらに右手に伸びています。
ロック : 泉……なんか気になるなぁ。深そう?
GM : そうだね、調べてみると、底の方はかなり広くなっているみたい。
ロック : ……もぐってみる。
エドガー : おい!危ないんじゃないのか?!
ロック : いい。潜ってみる!
GM : 潜ると、上の部屋と同じくらいの広さになっている。隅のほうがからなにかが近づいてくるよ。
ロック : な……なんだ?
GM : モリを持ったマーマンが二人。
ロック : うひゃぁ!逃げる逃げるっ!上に上がるっ!
GM : じゃぁ、逃げられた。その際に、マーマンがやってきた方の向こう側に奥につながる廊下が見えた。

とりあえず、逃げてみたロックだったが、やはり奥が気になるらしく、今度はエドガーをつれて再挑戦。エドガーにマーマンの相手をさせておいて、自分は奥へ。通路の先で、天井に落とし穴を見つけて戻ってくる。マーマンの相手はせずにさっさと逃げる二人。

ロック : なぁ、お嬢様。泉にエネルギーボルト打ち込んでみない?(笑)
セイラ : え?エネルギーボルト?
GM : それは……マーマンに感電しろと?
セラ : やっちゃえ、やっちゃえ!
セイラ : あ、やります。
GM : やるの?(笑)はいはい、ダメージ承っておきますわ(^_^;)

なんだかなぁ、こいつらって(苦笑)泉にエネルギーボルトを打ち込んで満足した一行は先へ進む。下から落とし穴を見つけていたロックは簡単に罠を見つけ出して解除。墓所にたどり着きました。
部屋一面に並ぶ大きな棺。まず最初に一行が目指したのは祭壇。

ロック : 棺がいっぱいある〜〜〜。これってなんかゾンビとかいっせいにでてきそう〜〜〜
ゴットン : パターンだと、絶対に出てくるな。
ロック : 気を付けながら壁際を行くね。
GM : 疑心暗鬼になってるなぁ(苦笑)何事もなく、祭壇までたどり着いたよ。
ロック : ありゃ?(笑)まぁいいや。祭壇を調べる!

祭壇の後ろにかくし階段を発見。宝箱からオルカの絵の刻まれたリングを発見します。(レジストリングの効果あり)
その後、棺をひとつひとつ確認してシンボルを探す。
中身はランダムにダイスを振って決めてたんだけど、アンデットモンスター入りを引き当てなかった代わりに、宝石入りの棺も引き当てないという運がいいのか悪いのかよくわからないこのパーティ(笑)
結局、シンボルを探し当てたのは、セイラお嬢様でした。ロックが拗ねるったら(笑)

村に戻ってきた一行は、早速シンボルを使ってオルカと会話。船によっていったりしたら危ないんだって納得させて、これからそんなことはしないと約束させることに成功します。
それから、当初の目的である「星」について聞いてみる。

ロック : なぁ、お前、「星」って作れるか?
オルカ : 「ほし」?つくれるけどぉ?
ロック : もらえないかなぁ?
オルカ : いいけどぉ。ひとつ、おねがいきいてくれるならぁ。
ロック : なに?
オルカ : あのね、ぼくね、さみしいの。おともだちになってくれるなら、つくってあげてもいいよぉ?
ロック : いいけど……でもね、俺たち、これから出掛けなくちゃいけないんだ。それでもいい?
オルカ : いっちゃうのぉ?……それでもいいやぁ。ようじがおわったら、またあそびにきてくれるってやくそくしてくれるならぁ。
ロック : わかった。遊びに来るから。
オルカ : ほんとうだねぇ?わぁい〜〜〜。じゃぁ、これ、あげるねぇ〜。
GM : 水色のしずく型した石をくれます。ソーサラーのセイラは、この石にとても強い力を感じます。
ロック : ありがとな。俺達がいない間は、この娘が友達になってくれるよ、きっと。って、女の子にシンボルを渡す。
GM : 女の子は喜んで引き受けるよ。オルカも喜んでる。

無事、オルカの「星」を入手した一行。次なる目的地は……?

ゴットン : 全員の故郷を順に回るのでいいんじゃないか?
エドガー : セラの大蛇の民は「星織姫」がいるんだろ?だったら、最後がいいよな。
セラ : ロックのところでいいんじゃないの?
ロック : え?俺のところ?
ゴットン : まぁ、そんなところだろうな。
GM : 距離的にも一番近いしね。
エドガー : 決定だな。
GM : では、銀狼の部族へと出発します♪


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