GM : 銀狼の部族の村を後にした君達は、ベルディア地方へとやってきました。エドガーの故郷までもう少しだけど……
エドガー : その前に買い物がしたいんだけど?
GM : 買い物?いいけど、何買うの?
エドガー : 鎧。前回山猫に変身したから破れた(笑)
GM : そういえばそうだったね(笑)いいよ。他にある?
ロック : エドガー、エドガー、ペットの匂い消しはぁ?(笑)
エドガー : おぉ、そうだった!GM、GM、ペットの匂い消しが欲しいんだけど。
GM : ペットの匂い消しぃ?なんで?
エドガー : この馬鹿犬が吠え掛かるから(笑)猫の匂いがするからかもしれないから、匂い消し。
GM : あぁ、シバちゃんね(笑)わかったわかった、道具屋さんにあるかな?
エドガー : おやじさん、ペットの匂い消しが欲しいんだけど。
道具屋 : 何につかうんだい?
エドガー : 俺(笑)
道具屋 : え?
エドガー : いや、猫……かな?(笑)
道具屋 : じゃあ、こんなところかな。5Gってところだ。
エドガー : 買う。
GM : 他に欲しいものある?
セラ : シバちゃんに首輪買ってあげたら?
ロック : それじゃまるっきり犬じゃないか!
GM : 買うんなら、同じく5Gね。
ロック : わかったよ、買うよ(笑)
GM : さて、もういいかな?悟りの民のお城に向かうよ?
エドガー : やっぱり城なわけ?(笑)
GM : うん、城。エドガーの故郷だもの(笑)半日ほど歩くと、密林の中にお城がたっています。門の脇に戦士が二人立ってるよ。
エドガー : ……よく考えたら、俺、追放中なんだよな(笑)まぁいいや。話しかける。
ロック : 俺、フードをすっぽりかぶってるからね。
エドガー : あ〜、セッツァーに会いたいんだが……
GM : 門番はちょっといぶかしげにしてたけど、やがて気付いたらしい。奥に知らせに行く。
エドガー : あぁ、知ってるらしい(苦笑)
GM : そりゃ知ってますわ。前の長だしねぇ。しばらくして奥に通されるよ。広間の正面にセッツァーが座ってる。
エドガー : やぁ(苦笑)
セッツァー : エドガー?帰って来た……わけではないらしいな。なんのようだ?
エドガー : かくかくしかじかで眷族の力を借りに来た。
セッツァー : 短期間なら滞在してもかまわない。部屋を用意させよう。ただし、あまり勝手な行動をしないように。
エドガー : セッツァー、悪い……
用意された部屋に落ち着いた後、エドガーはセッツァーの私室を訪れ、酒を酌み交わす。
セッツァー : エドガーか……結局まだ会えないのか?
エドガー : あぁ、まだ……。こちらで手掛かりとかつかんでないか?
セッツァー : 残念だが、全く。
エドガー : そうか……。で、悟りの民の現状は?
セッツァー : 一応ベルディア帝国に従ってはいるが、かろうじて自治権は得ているといったところか。
エドガー : 苦労かけるな、セッツァー。
セッツァー : そう思うなら、さっさと帰ってこいよ(苦笑)
エドガー : ……あぁ(苦笑)
その頃。部屋では。
ロック : 探検しに行く〜〜〜!
セイラ : ロック!なんでそういうことするのっ!?
ロック : 別に部屋を出たらいけないとか言われてないよな?
GM : 見張りがつけられてたりはしないよ。勝手な行動はするな、とは言われたけどね(笑)
ロック : 行ってくる〜
セイラ : ついていくわよ!ひとりにしたら何するかわからないもの。
ロック : いらない!ひとりで行くんだ!
セイラ : ロック?!
ロック : ひとりでいいの!!
セラ : (ぼそっと)ロック、正体ばれたらやばいんだよね?
ロック : え?
セラ : 城の中でいつまでもフードかぶってたら怪しいよねぇ?
ロック : え?え?
セラ : ………………女装、させよっか?(笑)
ロック : ちょぉっとまたんかっ!!!
セイラ : それ、いいかもvvv
ロック : ちょっと待てって!
セラ : ほぉ〜〜〜ら、ロックvおとなしくしてねvv
ロック : 逃げるっ!!
ゴットン : 逃がさんっ!(コロコロ)大成功(笑)
ロック : 嘘だろぉ〜〜〜(泣)
GM : 羽交い締めにされたようだね、ロック(笑)
ロック : GMっ!何喜んでるんだよっ!!!
GM : だって楽しいもん(爆)
エドガー : うわぁ〜〜、参加したい〜〜でも俺ここにいない〜〜〜〜(笑)
セラ : さ、ロック(^^)
ロック : だぁっ!GM、止めんかいっ!集中力判定つかって逃げるっ!(コロコロ)だぁっ、失敗(涙)
セラ : そんなにいや?
ロック : いやだってば!!
セラ : じゃあ、せめてかつらとかぁ……
ロック : いや!
セラ : じゃ、せめて、ターバン風にバンダナで髪の毛隠していきなさいよ?
ロック : わかった、わかったから!女装だけは止めよう?な?
セラ : ちぇ、つまんないのぉ。
ロック : さっさと行くぞ、俺は。……あ〜大変な目にあった(苦笑)
仲間を振り切って(笑)探検に出たロック。さっきセッツァーと会見した広間をうろついた後、物置のすみでうごめくスライムを目撃したり、地下牢へ続く道の途中で見張りに追い返されたりしながら、城の中をうろつく。
そんなロックの探索中、残りのメンバーを放っておく形になってしまって、気になったGMがふと気がつくと、ロックを逃がしてしまったセラとセイラは何とゴットンを女装させて遊んでいたのでした(爆)
おいおい、2メートルの巨体だぞ?(苦笑)
セラ : ロックとエドガー、早く帰ってこないかしらね〜〜♪
セラ : 美女が4人でお出迎えしてあげるのにね〜〜♪♪
……つわものだ、女性陣(苦笑)
GM : 中庭を経由して入った部屋には、使用人達がたくさんさぼって……じゃないや、休んでるよ。
ロック : エドガーのこと知ってそうな年のいった人はいる?
GM : そうだね、奥の方におばさんがひとり。
ロック : おばさーん、エドガーにくどかれたことある?(笑)
おばさん : おや、懐かしい名前だねぇ。そりゃあ、あるさね。
ロック : やっぱり(笑)エドガーって人気あった?
おばさん : そうだねぇ、この城の女性は、たいていエドガー様かマッシュ様のファンだったねぇ。
ロック : マッシュ様って?
おばさん : おや、知らないかい?エドガー様は双子なんだよ。
ロック : 知らない。そいつ、今どうしてるの?
おばさん : さぁねぇ、いつの間にか城からいなくなってらっしゃったけれど、詳しい事情は私らは知らないんだよ。
ロック : ふぅん。
おばさんと別れたロックは地下へと続く階段を降りてみる。
GM : どうやら倉庫らしい。
ロック : 探してみよう(コロコロ)見つけたよ?
GM : じゃがいもが三つ見つかった(笑)
ロック : なんだ、食料庫か。
GM : シバちゃんは一緒に連れて来てるんだよね?足元でじゃがいもかじってるよ。
ロック : うわ〜、シバ、やめろっ!……あぁ〜あ、かじった後が(苦笑)とりあえず、じゃがいも持ってエドガーのとこに行こう。
GM : エドガーはセッツァーの私室でお酒飲んでるけど?
ロック : エドガー、エドガー♪これやるぅ〜〜♪
エドガー : じゃがいもぉ〜?これ、どうしたんだ?
ロック : 見つけた〜〜♪はい、セッツァーにもやる♪シバがかじったやつ(笑)
セッツァー : ……これ、うちの城のじゃないのか?
エドガー : すまん、セッツァー!こいつ手癖が悪いもんで!(汗)
さて、ロックと連れ立って、皆が待つ部屋へと戻ってきたエドガーでしたが……
エドガー : 俺、酔ってるのかな?判定してみていい?(コロコロ)わ〜い、酔ってる(笑)
じゃぁねぇ、ドア開けたとたん、誰かに言い寄る!1がセラ、2がセイラ、3がキーアで4がゴットンな♪
セラ : 5と6は?
GM : ロックとか(笑)
エドガー : あ、それいい!(笑)
ロック : なんで俺が多いんだよっ!
エドガー : さて……(コロコロ)……おぉぅっ!……ロックぅ〜〜〜vv(笑)
ロック : うわぁ、引っ付くなぁ〜〜〜っっ
GM : ……部屋に戻るなりロックにせまるエドガー(笑)
女装ゴットン : あぁ〜〜ら、お兄さんっ♪
ロック : え?なんか知らないおねえさんがいる。でかい!(笑)
しばらく、はちゃめちゃな事態が繰り広げられました(汗)
エドガーはロックにせまりまくるし、女装したゴットンは妙にノッてるし、セラとセイラは面白がってあおるし(苦笑)
ゴットン : だぁ〜っ!もうやっとれるか!!(キレたらしい)エドガーはまだしも……ロック!お前死にたいか?誰のせいで俺がこんな格好してると思ってんだ!
ロック : 俺のせいかぁ〜〜?
大騒ぎのまま、その夜は更けていったのであった……
エドガー : 翌朝、目が覚めて一番に聞く。なぁ、昨日のでかいご婦人は?くどかないと……(笑)
セラ : いや、あれは実はゴットンの婚約者で、昨日訊ねてきていた……とか?(笑)
ロック : なんだそれは(笑)
翌日、昨夜探索できなかった地下へと再び出掛けていったロックでした。
地下には三つの部屋とひとつの大きな両開きの扉があった。両開きの扉の方はどうやら魔法の鍵がかかっているらしく、開かない。しかたなく、3つの部屋の様子をうかがってみる。
GM : 一番手前の部屋の扉からは、かさこそと小さい生き物が動き回っているような音が聞こえる。真ん中からは、けたたましい鳴声が聞こえる。
ロック : けたたましい鳴声?なんだそりゃ(汗)
GM : 奥の扉からは聞き覚えのある話し声が聞こえるよ。
ロック : え?聞き覚えのある声?だれ?
GM : ドアを開けると、二人の女性がこっちを見ます。
女性 : ……ロック?!
ロック : だれ?
GM : マリアちゃんとバタコさん。
ロック : おぉっと。
バタコ : お久しぶりね、ロック(微笑)
ロック : なんでこんなところに?
バタコ : 私はたんに里帰りよ。もともと悟りの民だもの。
マリア : 魔術師の学校に帰ったんですけど、習っていた先生がこちらに戻ってらっしゃって。それで追いかけてきたんですけど、先生は今、隣の部屋で研究に没頭してらっしゃるので、こちらに転がり込んでいるんです。
ロック : 隣って……隣の隣?
マリア : いえ、すぐ隣ですけど?
ロック : 隣って、けたたましい鳴声の部屋だよなぁ?あれ、人間か?(笑)
マリア : (くすくす)それ、研究材料の方の声だと思います。
ロック : あぁ、そうなの。
セラ : ぱたぱたぱたぱたぱたぱたぁ〜〜〜。あ〜、バタコさんだぁ〜〜♪
ロック : いきなり来るなよ、セラ(笑)
セラ : (マリアを指して)こっちのお姉さん、だぁれ?
GM : そっか。セラは会ったことないんだよね。出稼ぎに行ってた(欠席してた)から(笑)
マリア : はじめまして。マリアです。
ロック : 邪魔が入っちゃったから、出ていくな。じゃ、また。
マリア : 私、しばらくこちらにお世話になってますから。
ロック : ん、わかった。
さて、ロックが女性たちと再会していたころ、エドガーらはセッツァーと再び面談し、「星」のはまったリングを譲ってもらうよう話をつけていた。
ロック : GM、GM〜。俺さ〜、昔、取れなかった獲物、もう一回狙いに行きたいんだけどさ〜。
GM : え?それって……聖地の祭器?(注釈:ここで言う「昔」とは、エドガーとロックが出会った時の設定の話。その際の詳しい話はサイドストーリーで)
ロック : もちろん。
GM : ……聖地はね、ここから半日くらいのところ。今お昼すぎくらいとして……今から行ったら夕方になるよ?
ロック : タレント使って走っていく。そしたら夕方には戻ってこれる。
GM : 困った奴だなぁ(苦笑)いいよ、お好きなように。
ロック : じゃ、行く〜〜
GM : じゃ、ロックが出ていって1時間くらいしたころ、残りの皆さん、ロックがいないことに気がつきますが。どうします?
エドガー : うわぁ〜、多分聖地だ……嫌な予感がする(苦笑)
セイラ : 追いかける。タレント使います!
ゴットン : お嬢様をひとりで行かせるわけにはいかん。俺もタレント使って……
GM : セイラの方が早いね。実はロックより早かったりする。ま、孤高の部族は空が飛べるからねぇ。ま、それでもちょっと追いつくのはきついかな。
セラ : あたしは待ってます。
GM : じゃ、ロックは聖地につくよ。真ん中に小さな神殿が立っていて、正面には兵士が二人立ってるよ。
ロック : 裏に回ってみよう。
GM : 裏からなら、侵入できそうだね。
ロック : じゃ、聖地に踏み込む!
GM : 聖地に足を踏み入れた瞬間、首にかけていた銀狼の「星」のネックレスから力が放出されて、バリアのように衝撃を受け止める。それでも、多少はダメージがきますが……(コロ)……あ、1ダメージだけ。
ロック : さて、忍び込むか。
銀狼の「星」、牙のネックレスの特殊能力によって、聖地で行動可能になったロックは、首尾よく虹色の石がはめられた大小ふたつのリングを手に入れるのですが、最後の最後でつまづいて音を立ててしまい、兵士に発見されてしまいました。
GM : 残念でしたねぇ。捕まってしまいました。当然、リングは取り戻されてもとの場所へ。
ロック : あぁ〜〜、苦労したのにぃ〜〜(泣)
GM : 捕まったロックを兵士がずるずると城の方へ連行してるところにセイラが到着します。
セイラ : あん、遅かった。ちょっと待ってください!
兵士 : なんだ?
セイラ : ロックをどうするの?
兵士 : お前、こいつの仲間か?まさかお前が手引きしたんじゃないだろうな?
セイラ : いえ!違いますっ!その人をどうするんですか?
兵士 : そりゃあ、城に連れて帰ってしかるべき処置を……
セイラ : 誤解なんですよ。
兵士 : 誤解も何も……現行犯だぞ。
ロック : そうだったりする〜〜(笑)
セイラ : もうっ!ロックの馬鹿っ!
ロック : ひぃ〜〜ん(泣)
兵士 : ほら、どいたどいたっ!
セイラ : あんっ、待ってって言ってるでしょ!トマホーク投げるわよっ!
GM : こわっ(汗)こらこら、そんな罪を重ねるようなことを……(苦笑)そんな風にもめているところにゴットンが到着。
ゴットン : そいつを離せ。
兵士 : な、何だおまえら。公務執行妨害で逮捕するぞっ!(びびりながら)
ゴットン : まぁ、城に帰れなくなっても困るから、一応はこのまま城に帰るとするか。
GM : あ〜、怖い(苦笑)じゃ、城に帰ってきました。ロックはそのまま牢屋行きね。
ロック : え〜〜〜ん(泣)
GM : エドガー?セッツァーが呼んでるよ〜〜ん。
エドガー : わ〜〜。呼び出しがきた〜〜(汗)
GM : 行く?
エドガー : 行かんわけにはいかないだろ?
GM : 部屋ではセッツァーが難しい顔をして待ってるよ。
エドガー : わ〜。セッツァー。すまん〜〜(泣)
セッツァー : 困ったことをしてくれたな、エドガー……しかも、まだあいつと一緒にいたんだな。
エドガー : う〜〜。……で、あいつの処置はどうなるんだ?
セッツァー : これから会議が開かれる。そこで決まるだろう。
エドガー : なぁ、あいつが取りに行ったの、俺がリングを譲ってもらう約束をした後だったけど……駄目か?
セッツァー : 聖地に盗みに入っていいと言った覚えはないな。しかもあいつは二度目だ。
エドガー : セッツァ〜〜〜(泣)
セッツァー : もう俺の一存じゃどうにもならんな。とりあえず、おまえ達には部屋で謹慎していてもらいたい。
エドガー : わかった……その前にロックに会ってきていいか?
セッツァー : こちらで見張りをつけさせてもらうが、それでよければ……
エドガー : それでいい。行く。……ロック!この馬鹿っ!!
ロック : ひぃ〜〜〜〜〜〜ん
エドガー : なんでこんな馬鹿なこと!
ロック : だって〜、欲しかったんだもん〜〜〜(涙)
セラ : はい、ロック。シバちゃん差し入れね。奇麗に洗っといたからね。
ロック : あ、ありがと。……え〜〜ん、シバ〜〜。
会議でロックの運命が議論されている間、セラ達は謹慎中の部屋でエドガー追求会を開いていた(笑)
セラ : で?エドガー?なんだって悟りの民はこんなに銀狼の部族を毛嫌いしてるの?洗いざらい話してもらおうかしら?
エドガー : え?え?
セイラ : エドガー?
エドガー : わかった、話す、話すってば!(汗)
俺の母親は、部族の長の一人娘だったんだが、これが銀狼の部族の男と駆け落ちしてしまったんだ。生まれた息子の俺とマッシュは、跡継ぎとして両親と別れここに引き取られて来て育った。マッシュはある時、両親に会いたいと言って、探しにここを出ていった。俺は祖父の跡をついで長になった。
ある日、聖地で倒れているロックを拾ってな。色々あって、結局、俺はロックと共にここを出た。両親とマッシュを探すためもあって、な。その際、セッツァーに後をまかせ、俺は追放という形を取ったわけだ。
セラ : つまりは、悟りの部族にしてみれば、長になるべき人を二代にわたって銀狼の部族に取られたわけだね。それで?それからどうしたの?
エドガー : ここを出て、銀狼の村に行ってみたんだが、父親はすでに亡くなっていた。母親とマッシュはベルディアへと移り住んだとの情報をつかんだ。それで、再びベルディアへ戻ったんだが、そこで悟りの民がベルディア帝国に圧力をかけられているって聞いて……
セイラ : 聞いて?
エドガー : ……悟りの民の自治と引き換えに……ロックを帝国に売った。
セイラ : え〜〜〜〜?そうだったのっ?!
エドガー : でも、結局助けに行って、その後、別れて……
セラ : その時、傷だらけのロックを、私が看病したわけよね。
GM : ……そろそろよいかな?
エドガー : え?
GM : ふふっ。まぁ、そういうわけで。かろうじて自治権は得ているというものの、いまだにベルディア帝国からの圧力はあるわけで。……どういう結論が出るかは、予想つくんじゃないかなぁ?(苦笑)
注釈。以前、ベルディア帝国と銀狼の民を長とする神獣の民との間に戦があって、ベルディア帝国は銀狼の民を快くは思ってません。
GM : さて。会議が終わったようです。セッツァーがエドガーを呼んでますよ。
エドガー : うぅっ…………(汗)
ちなみにその頃、牢屋のロックは……
ロック : なぁなぁ、そこの見張りの兵士さん〜〜。俺腹減ったの。バタコさんにさぁ、差し入れ持って来てって伝えて〜〜(笑)
緊張感も何もなく、差し入れのおむすびに食いついておりました。こいつは……(苦笑)
GM : では、セッツァーの私室です。
セッツァー : …………エドガーか。
エドガー : どうなった?
セッツァー : ベルディア帝国に引き渡すことになった。
エドガー : やっぱり……どうしよう(汗)
セッツァー : …………ベルディアから使者が来るのは明後日以降になるだろう。
エドガー : え?
セッツァー : (独り言のように)例の「星」は、聖地から倉庫に移してある。
エドガー : ……………………
セッツァー : 今晩は聖地の警護にかなりの人数をさいている。城にはほとんど残ってない。
エドガー : …………セッツァー…………
セッツァー : それだけだ…………
GM : それだけ言って、セッツァーは部屋から出ていった。
エドガー : …………セッツァー、すまない…………
エドガーが部屋に戻り、脱走計画を練り始める。
セラ : とりあえずはロックに牢から出て来てもらわないとね。バタコさんに鍵あけるためのピンを入れたおむすびでもさしいれてもらおうか?
エドガー : そのまま気付かずに食べたりして(苦笑)
ゴットン : いや、ロックはそんな奴じゃない。そのくらいは悟れないと……
ロック : …………なんか怖い(汗)
GM : じゃ、バタコさんから差し入れがきますよ、ロック。
ロック : もぐもぐもぐ。あ?なんだ?ピンが入ってるぞ〜?(笑)
バタコ : あの、どうしましょう?見張り眠らせましょうか?
ロック : 頼みます!
バタコ : わかりました。
GM : でもバタコさん、結構どじだからなぁ。大丈夫かなぁ……(コロコロ)あ、寝たらしい。見張り、その場で眠ってしまいました。
バタコ : さ、今のうちに!
ロック : あのさぁ。失敗したら怖いんだわ。できたらここの鍵、見張りからとって来てここも開けてくれる〜?(笑)
こらこら……(汗)
ロック : あ、そういえば、俺の荷物は?
バタコ : そこの倉庫に入れてあると思いますが。
ロック : 行く。(コロコロ)見つけたよ。
GM : 荷物は簡単に見つけたけど、その向こうでスライムがうぞうぞしてるんだけど。
ロック : 無視っ!
おや?
その後、ホールで合流し、倉庫で「星」を始め、いくつかの武器や防具、薬なんかを手にして、門番をセイラのスリープクラウドで眠らせ、夜の密林へと一行は消えていった。
GM : ……あれ?結局、戦闘が一回もなかったぞ?(苦笑)
戦闘になる部屋には入ってくれなかったし、出そうと思ってた敵は展開上出てこれなかったし、出てきても相手にしてもらえなかったし。
ロック : 相手にしてもらえなかったやつ、スライム〜〜(笑)
GM : かわいそうに(しくしく)
ロック : 祭器、やっぱり欲しいなぁ。ねぇ、GM、聖地行っちゃだめ?
エドガー : 駄目っ!!
GM : やめときなって(苦笑)
エドガー : あぁ〜、セッツァー……すまない(涙)
セラ : なんだか、私、ロックを故郷に連れて行くの怖くなってきた(苦笑)二度と帰れなくなりそう……トラブルメーカーだわ、ロック。
GM : まぁ、ともかく、悟りの「星」である指輪は手に入れました。次はベルディア本国へ乗り込むのね。しかし……この展開の後、ベルディアに乗り込むおまえらってすごい度胸かも(笑)
ロック : 行きたくない〜〜〜
GM : というわけで、次回はベルディアの首都、ドートンです♪
ロック : 本気で行くのか〜〜〜(泣)
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