GM : では翌日。ロイエンタールの馬車に便乗して、隣町へとやってきました。市がたっていて、意味不明のよくわからないものをたくさん並べた店や、武器屋、防具屋、その他もろもろ、店が並んでいる。
エドガー : 自分は武器屋に行きます。とりあえず……ロック〜〜!……(返事がない)……ろくななはちきゅうじゅう(ぼそっ)
ロック : ……ふざけやがって。防具屋に行く。
エドガー : なっ!!ひねくれてるねぇ、君〜〜!
ロック : お前だって、ろくななはちきゅうとか言ったじゃないか!
GM : (内心:また痴話喧嘩してるし(笑))
とりあえず、ロイ君は闘技大会の手続きをしに行くからって、別れて行きますね。
ゴットン : 手続きか。出る人は手続きしないといけないのか。出るよ。
セイラ : 私は……
GM : 出たかったら出てもいいけど?
ゴットン : 危険ですがな。怪我しますよ?
セイラ : みんな出るの?
セラ : お兄さん一人に任せたんじゃないの?
セイラ : あ、そうなの?じゃあ、私、いいや。
ロック : え?一人だけしか出ないの?エドガーも出るだろ?
エドガー : 出ないよ。
ロック : え?なんで?
エドガー : でも、だって……ウォリアーは専門職じゃないもん。
ロック : それでも出ろよ〜〜!
GM : (内心:エドガー、お前、ウォリアー専門職だろ?(苦笑))
ロック : 出なさい。出るの!……二人出ておいた方が……
ゴットン : でもなぁ、仲間同士で当たったらいやだし。
ロック : あ、参加人数少ないんだっけ?
参加するメンバーに悩んだ一行は、出場手続きは後回しにして、エドガー達は武器防具屋へ、セラはちょこまかと、店を覗いてまわることになった。
そして、あちこちうろついた後、セラはある店で奇妙なものと出会う。
GM : 店のおじさんが出してきた籠の中には、変な妖精もどきみたいなのが入っている。身の丈30センチくらいで……
セラ : その手の類のはうるさいからいや。こないだのコボルトもすごくうるさかったし。おじさ〜ん、生き物じゃない方がいいんだけど?
店主 : これ、珍しいんだぞ?外見はピクシーに似てるんだが、黒いんだ。角もあるし、しっぽもあるんだぞ?きっと突然変異で……
セラ : それって俗に悪魔とか言わんか?(苦笑)アモンとか言わない?
謎の生き物 : (籠の中から)ね〜ちゃん、ね〜ちゃん!おいら買ってくれへんか?
セラ : 自分で買ってくれなんて言うやつ、買う覚えはないわね。ふん。なにかいいことあるの?あんたを買ったら?
謎の生き物 : 買ってくれたら、おいら、役にたつで?
セラ : 本当に?
謎の生き物 : 役にたつって〜!
セラ : 役に立つんだったら、お金払ってあげてもいいけど。
謎の生き物 : おいら、ここ嫌なんや。買うて?
セラ : あたしねぇ……レベル4だから、タレントで毒はけるのよね……
謎の生き物 : (びくぅっ)
セラ : ま、やらないけどさ。じぃ〜〜〜……なにかいいことあるの?
謎の生き物 : おいら……おいら……あ!おいらね!おいらね!精霊魔法つかえるで?!役にたつで!
妖魔アモン(セラ命名)は、さんざん値切って500Gでもってセラに買い取られることになった。
アモンは実は一行の目的地、妖魔界出身の妖魔。迷い込んだ挙げ句にとっつかまっていたわけ(笑)レベル5の精霊魔法を使える。
一方、ロックは仲間から1000G借金して武器防具屋で装備を新調した後、七つ道具を買うために盗賊ギルドに行く。七つ道具代金を支払ったのは、同行していたエドガー(笑)
ゴットン : さっきやった1000Gはどうした?
ロック : あれは武器と防具で全部使うじゃん?
ゴットン : ……武器が三つもあるのは気のせいだろうか……(苦笑)
GM : (内心:借りた金でなんてぜいたくな奴……)
それなのに、財布代わりに使われてるエドガーの扱いと言えば……
シバ(代理セラPL) : ワンワンワンワンワンワンワンッ!
エドガー : ロック!ロック〜〜!!何とかしろ!このクソ犬を!!
ロック : シバ!…………えらい!
エドガー : 貴様ぁ〜〜〜!!
ひどいよね(笑)
盗賊ギルド : ところで。お前、銀狼の民だよな?その髪と目は。珍しいなぁ?銀狼の民でスカウトってあんまりいないだろう?
ロック : 珍獣です。珍獣。珍獣ロックと呼んでください(笑)
盗賊ギルド : ちょっと小耳に挟んだんだがな。ベルディアの方で賞金がかかってるとか……
ロック : げ…………。あ、そう……?
盗賊ギルド : ま、イスカリアじゃ大丈夫だと思うけどな。入り込んでいる奴がいないとも限らないから、気を付けるんだな。俺らギルドが守るって言っても、ベルディアの盗賊ギルドの方が力強いからよ。
ロック : ありがと。きちょーな情報、どうもありがと。
盗賊ギルド : 感謝するんだったら、さっさと年会費払えよ?(にっ)
ロック : 払わさせて頂きます(苦笑)……ちょっと聞くけど、賞金かかってるのって、俺?
盗賊ギルド : お前じゃないのか?銀狼のスカウトだって聞いたぞ?お前以外にいるのか?
ロック : いや……見たことないけど。
盗賊ギルド : 俺もないなぁ。
ロック : ないよねぇ?珍しいねぇ。誰だろうねぇ?(笑)
盗賊ギルド : 何かしたのか?お前、ベルディアで?
ロック : 別に何もしてない……けど……ちょっとベルディアに行っただけ。
盗賊ギルド : ま、気を付けるんだな。
さて、アモンを連れたセラ、買い物を済ませた皆が合流する。
ロック : 大成功したんだけど?(唐突に)
GM : は?なにに?
ロック : こっそり闘技場の方に行っていい?(笑)
GM : (内心:またかいっ!)だってさ。気付くかどうか、知覚判定で大成功したら気付く。
エドガー : あ、気付いたって。大成功だって。
セラ : 気が付いたよ?
キーア : 大成功です。
ロック : ……お前ら、きら〜〜い。
GM : すごい(苦笑)みんな一斉に気が付いたらしい。
ロック : あ、何かなぁ?(にこにこ)
ゴットン : 怪我人はおとなしくしとれや。
エドガー : そんなにやってたら、ほんと……
セラ : きらい!
エドガー : 嫌われるよ?みんなに。
ロック : いいよ、嫌われたら。
セラ : きらい!!
ロック : わかった!みんなで行こうね。闘技場。うん、行こうね?……あぁ〜〜〜みんなの目が冷たい(笑)
セラ : アモン、アモン?このお兄さんがどっか行こうとしたらすぐに報告するのよ?
アモン : わかったで!
ロック : 駄目!
アモン : (びくぅっ)
セラ : 大丈夫、大丈夫。怖くないよ、誰も怒らないからね?だから止めなくてもいいから、すぐにこっちに教えに来てね?
ロック : セラ、きら〜い(苦笑)
さて、いよいよ、闘技場に向かう。
参加者は、ゴットンと、賞金目当てのエドガー。どうやら買い物でお金を使い果たしたため、急遽出場を決めたようである(苦笑)
闘技会の開始は翌日。その日は宿屋に泊まることに。
GM : その夜。ロックと同室の人〜?
エドガー : はい?
セラ : セラもね、もぐりこんでるの!
GM : じゃ、その二人とロックの三人。知覚判定して?
セラ : (コロコロ)成功した。
エドガー : (コロコロ)失敗。
ロック : (コロコロ)失敗〜。
GM : じゃ、二人はくーすかくーすか寝てる。
エドガー : 酔ってるしなぁ(笑)(寝る前に酒盛りをしていた二人なのでした)
GM : セラは物音に目が覚める。誰かが窓から入ってこようとしている。
セラ : とりあえず……起こす。まず、ロックを起こす。ついで、シバちゃん起こす。
ロック : ん……なに?
セラ : なにか音がするの。
夜中の宿に忍び込む人影。その正体は猛虎の部族のスカウトだった。ロックに起こされたエドガーによって取り押さえられた男を尋問する。
ロック : なに?ベルディアから来たのか?賞金目当てで?
猛虎のスカウト : そうだ。
ロック : ふぅん……賞金の噂、どれくらいまで広まってるの?
猛虎のスカウト : さぁな。俺は先に来たから、後のことは知らねぇな。
ロック : どれくらいの賞金がかかってるの、俺に?
猛虎のスカウト : ……一万。
ゴットン : おぉ〜〜?!
エドガー : 売っぱらえ〜〜!あ、嘘です、嘘です〜、ロックさん〜〜(笑)
GM : (内心:エドガー……あんたが言ったら洒落にならん(苦笑))
セラ : 賞金かけたのって、あのおばさんでしょ?
猛虎のスカウト : あのおばさんって誰だよ?
セラ : 片目がなくってぇ、あの……セリア将軍?
猛虎のスカウト : あぁ、そうだ。
セラ : 髪がないおねーさん。
ゴットン : 頭に馬鹿と書いた(笑)
エドガー : お前、セリア将軍、見た?
猛虎のスカウト : いや、見てない。最近、人前には出て来てないが?
エドガー : 身包みはいでから、解放してやるから見に行ってこい。絶対笑えるから。
猛虎のスカウト : い、いったいなんなんだ?
襲撃者はさんざん脅された挙げ句、追い返されることに。
GM : さて、そんなトラブルもありましたが、翌朝、闘技大会開始です!!
エドガー : 応援よろしくな、ロック。
セラ : あたしは応援しなくていいの?
エドガー : あ、してください、してください!
ロック : (セラに)じゃ、エドガーの応援頼むね?(どげしっ!<エドガーにどつかれた)いてぇ!
あ〜〜!もうっ!さっさと戦いに行けっ!!
GM : さて、試合に出場するエドガーとゴットン。トーナメント決めるから十面ダイスひとつふって?
ゴットン : 俺は4番。
エドガー : 1!
GM : 次には当たるね(笑)さて、まずはエドガーの試合から。相手は……孤高の部族のウォリアー。男。
ロック : エドガー、頑張って〜〜〜!
ゴットン : 頑張れよ。
エドガー : へ〜〜い。
第一試合。エドガーVS孤高の戦士。
互いに攻撃が当たらず、すさまじく長い闘いとなった。何と13ターン目にしてやっと決着。
続いて第二試合。ゴットンVS大蛇の部族の戦士。
……早かった(笑)ゴットン自身はまったく傷つくことなく、4ターンで決着!
GM : そんなこんなで準決勝、残っているのはエドガー、ゴットン、孤高の民のウォリアー、そして、ロイ君です。
エドガー : あ、残ってたのね、ロイ君。
GM : さて、ゴットンからの要求もありましたので、再度組み合せ抽選を行いますね。急遽、即席クジを作ったからひいて?
エドガー : (クジを引いて)4。
ゴットン : (同じく引いて)3。
一同 : (笑)
GM : 引き直しても同じか(笑)
エドガー : あぁ、もう負けました。私、辞退させていただきます(笑)
ゴットン : それでもウォリアーか、お前は。
エドガー : でも、言っとくけど弱いよ?私。
GM : 向かっていってみろよ。
エドガー : え〜〜〜〜〜〜?……やりますよ。
GM : 棄権するなら三位の資格もなくなるけど?
エドガー : あ、やだ。じゃ、やります。
さて、エドガーVSゴットン。
案の定、ゴットンの圧倒的勝利。与えるダメージの差が激しいんだもの。
武器は規定のものということで、同条件でやるべきだったなぁと反省。ごめんね?エドガー(苦笑)
エドガー : 勝ち目ないよぉ。武器からして違う。
GM : もう一組はロイ君が勝ち残ってます。
ゴットン : なんや、勝手に勝つなや!
GM : 数値的にロイ君の方が強いからね。
ゴットン : いや、もしかしたら大逆転劇があるかもしれない。
セラ : そっちでそんなドラマ作られたら面倒くさい(笑)
GM : じゃ、決勝戦開催しま〜す。ゴットンVSロイエンタールです。
セラ : パパ、頑張って〜〜〜!
ゴットン : おぉ!こんな奴に負けるか。
ロック : セイラもゴットンを応援してるよ?(笑)
ロイエンタール : (が〜〜ん)セイラ、俺は?俺は?俺は〜〜〜?!
エドガー : 賞金のためだ。負けてくれ(笑)
セイラ : あ、そうだね。負けて?
GM : ひ、ひどい〜(笑)
エドガー : でも、どっちが勝っても、きっとくれるよ?
ロイエンタール : この勝利を君に捧げよう!
エドガー : ほら(笑)
ゴットン : 能書きはそれくらいでいいか?やるぞ。
決勝戦開始!
が、どうもロイエンタールのダイスの出目が振るわない(苦笑)やはりセイラに応援してもらえなかったのがショックだったのでしょうか?あっというまにゴットンに叩き伏されました。能力値的には悪くなかったのになぁ。
ゴットン : 精進がたりぬわ!!
ロイエンタール : うぅ〜〜〜〜〜(泣)
GM : 闘技場で試合の決着がついたその時。上空から、けたたましい鳴声がします。見上げると、ハーピーとそれに乗ったゴブリンロードが近づいてくる。
エドガー : 格好悪い姿だな。
ゴットン : ハーピーライダー。
GM : 近づいてきた彼らは、闘技会場の人々のざわめきをよそに、賞品である「星」の槍が置いてあるところに降りて行く。
ロック : タレント使って、槍のところまで走る!
GM : ロックが近寄るとゴブリンロードが叫んでいるのが聞こえる。
ゴブリンロード : 「星」ヲ確保シロ!
ロック : ゆるさんっ!「星」が取られるよ〜〜〜!!
GM : 3匹ほどは止めようとする人に向かってくる。残りは槍を手に再び上空へ舞い上がろうとしている。
エドガー : ロイエンタールは一緒に戦ってくれないの?
GM : ロイちゃん?だって、ロイちゃんはゴットンにずたぼろにされてるもの(笑)
セイラ : ひどい。
セラ : ひどいとか言いつつ、お嬢さん、使えるなら使う気でいたでしょ?(笑)
そして、闘いに突入!相手の数を減らすために、セイラのスリープクラウドが飛ぶ。一度目でゴブリンロードが二匹お眠りになる。そして……
セイラ : スリープクラウド。飛んでいるハーピーに。
GM : 範囲に入るのは3匹っと……(コロコロ)……3匹とも寝た(汗)ばたばたばたっと落ちてくる。
エドガー : わぁっ、首ちぎれる。ぐろい、ぐろい。
ロック : でも、落ちる時の衝撃で起きるってこともあるかも。
エドガー : 起きた時にはもう永眠してる。
GM : 自由落下で落ちてきたら……確かに死んでるかも(汗)
ロック : そっか、加速度がつくもんなぁ。
ゴットン : 飛ぶ鳥を落とす勢いとはこのことですかな?
エドガー : のんきだねぇ、風流だねぇ。
ゴットン : ハイソサイエティな言葉を吐いてしまった(笑)
GM : さて、4ターン終了したところで、近くにいるやつはあと1匹ですが、「星」の槍を手にしたハーピーが飛びあがって逃げようとします。
ロック : や〜りだって持ってるもんっ♪って、槍持ってる奴を弓矢でうつ。
GM : じゃ、うつ人は、距離が遠いのでマイナス40でよろしくね?
ゴットン : (コロコロ)おぉ、大成功。
ロック : (コロコロ)大成功っ!!
セラ : (コロコロ)攻撃しようとして走り出したらすっころんでしまった(笑)<大失敗したらしい
GM : 大成功二人〜?!それは射落とされたな(苦笑)一緒にいたやつらが後を追って、槍を回収しようと急降下していきます。
ゴットン : 甘いわっ!
ロック : タレント使ってそこまで走る!
エドガー : いってらっしゃーい。
GM : 残ってるゴブリンロードの相手は?
エドガー : は〜い。
GM : では、ロック、急降下ハーピーが槍を回収する前に落下地点にたどり着けるかどうか、運動技能で判定!
ロック : (コロコロ)よし!ついた!
GM : では、落下地点には一匹のハーピーとゴブリンロードが墜落のショックで死んでいて、そこを目指して残りが降りて来ている。
ロック : そのまま、槍を回収してば〜〜〜〜〜〜〜っと行ってしまう!
GM : どこまで行く〜〜〜?!
ロック : とりあえず逃げるぅ〜〜〜〜〜〜〜〜!!
GM : えぇと、ハーピーの飛行スピードは……(資料を調べて)……あ、駄目だ、ハーピーって人並のスピードだ(苦笑)
ロック : じゃ、こっちの方が抜群に早いわ。残念でした、後はまかせたぞ〜〜〜〜!!
セラ : とにかく誰かの後ろに隠れなさい。
ロック : いや、とって戻ってもあれだから、一直線に走っていく。だから、後、よろしく。
セラ : じゃ、ぐるっと回って戻って来てね?
というわけで、槍を持ったロックはひたすら走って行ってしまい、後から駆けつけたみんなで残りの奴等と戦うことに。
ロック〜?どこまで走っていくの〜?(苦笑)
GM : はい、全部倒されちゃいました。
ロック : 戻って来て、槍をゴットンに手渡す。はい、勝利者♪
ゴットン : いぇ〜〜い!
GM : しばらく会場は襲撃に混乱してましたが、落ち着いた後、賞金が渡されます。三位のエドガーには300G。一位のゴットンには2000G。
エドガー : えぇっ、いいな〜〜〜!
ロック : いいな〜〜。ちょっとちょうだい♪
エドガー : おごって〜〜?プレートメイルおごってぇ?
ゴットン : まずお嬢様に借りてた金を返そう。
エドガー : プレートメイル〜。プレートメイル〜〜
ロック : なぁなぁ、ゴットン〜。ちょっと欲しいなぁ♪ほら、やっぱ、槍守ったの俺なんだしさ〜?
ゴットン : じゃあ、500あげよう。
ロック : やったぁ!!
エドガー : プレートメイルぅ〜……あ、ねぇねぇ、400ちょうだい♪(ロックに)
ロック : ちょっと待て。今、500貰って、なんですぐお前に400やらんといけないの?
エドガー : プレートメイルぅ〜〜〜〜
セラ : エドガー……こども。(笑)
GM : で?「星」の槍はどうするの?
エドガー : あ、槍だけに!槍だけに!ね?
ロック : うるさいっ!
GM : 追加効果として、ゾロ目を出したら、雷が出て追加ダメージがいきます。
エドガー : 槍だけにぃ〜〜〜…………
GM : なんか欲しがってる人がいるようだけど?
ロック : お前、ゾロ目出す自身ある?
エドガー : ない!(きっぱり)
そんなきっぱりと(笑)話合いの末、槍はセラが持つことになりました。
セラ : だから、このショートスピアは投げちゃ駄目なんだよね?
GM : 後でちゃんと回収できるんならいいけどね(苦笑)
エドガー : えいっ!とことことこ。(笑)
ロック : 違う。えいって投げたらね、おいらがタレント使って走っていって持ってくるの(笑)
エドガー : 犬か!お前は!
GM : まぁ、そういうことで、闘技大会は終了いたしました。優勝者はゴットンです。
ゴットン : いえ〜〜い!
GM : で、騒ぎの間にロイ君はしずしずとお家に帰ってしまったようです。あわせる顔がないと。
エドガー : かわいそうに。なぐさめてやれよ?
ゴットン : なかなか、エドガーより強かったかもしれない(笑)
エドガー : 貴様……
ゴットン : ま、十年早かったんだ。
GM : まだ17歳だしね。
さて、町を離れ、セイラの故郷の村まで帰ってきます。
セイラママ : お帰りなさい♪
セラ : ただいま、おばさま。
セイラママ : 何かいいものがあったかい?
セラ : うん、いいもの見付けたの〜♪って肩にアモンが乗ってるの(笑)
セイラママ : あぁ、何か変なものが……
セラ : かわいいでしょ?
ゴットン : お兄ちゃんの誤解を解かなくては。
セイラ : でも、いくらなんでも間違えないよ。おかしいよ、もう。嫌いっ。
GM : この村の村人全体が思い込みの激しいド近眼だった(笑)
ロック : 兄じゃないよっ!
セイラママ : え?でも…………?
ロック : でももへったくれもなにもあるものか!兄じゃないよっ!
セイラママ : 違うの?
ロック : 兄じゃない、兄じゃない、兄じゃない!
エドガー : ちっちっち(と、小指を立ててみせるエドガー(笑))
ロック : やかましい!おまえは!!……なんでもないです。こういう冗談を言う奴ですんで!
セラ : あのね、おばさま。……ホ○なんです♪
ロック : 俺は違うの!こいつがそうなの!
セイラママ : まぁ、恋人を連れて帰ってくるなんて♪
セラ : お母様、違います〜〜〜
ロック : え?(汗)
エドガー : え?何?誤解を解こうと思ったのに!
ゴットン : ……もう本物を連れて帰ってくるまで保留にしとこうか(諦)
ごめん、ボケすぎ?(苦笑)
そして、翌朝。出発の日。
セイラママ : これからどうするの?
セイラ : 行きます。
セイラママ : どこに?
セイラ : 旅に。
セイラママ : また旅に出るの?お兄さん、見つかったのに?
ロック : だから!俺じゃないんですよ!
セイラ : もうっ!お母さん、目むいてちゃんと見てよっ!
セイラママ : じ〜〜〜〜〜〜〜……お兄さんじゃないの?
エドガー : しつこいね、君も!(苦笑)
セイラ : もうっ!
ロック : あのね!俺はねっ!俺はロックっていうの!!
セイラママ : まぁ、改名したの?
ロック : 違うのっ!ロックなの!俺はね、銀狼の民なの!スカウトなのっ!
セイラママ : まぁ、いろいろあったのねぇ?
ロック : 違うのっ!!!
セラ : おばさま、おばさま?お兄さん、連れていってもいい?
セイラママ : セイラがどこかにまた行くのなら……心配だし。早く帰ってくるのよ?
ロック : ……ま、さすがにセイラの親だけあるよね。
ゴットン : この親にして……
一同 : (声をそろえて)この娘あり!(笑)
あはは……さらに調子に乗ってボケすぎました。ごめんなさい(苦笑)
さて、出発前に、ロイの家を訪ねるセイラ。
セイラ : 家に行ってみます。……ロイ、ロイ?
ロック : ロイロイ?(笑)
セラ : 犬ですか?(笑)
ロイママ : まぁ、セイラちゃん、お久しぶりねぇ。
セイラ : ロイは?
ロイママ : ロイは……帰って来てから、部屋に閉じこもって、何にも口きかないのよ。ま、良かったら声かけてやってちょうだい?
セイラ : 部屋に行く。
GM : ロイエンタールの部屋に行くと、ベットでふて寝している。
セラ : おおっとぉ。これは近づいたら危ないシチュエイションだぁ!
セイラ : 男らしくない〜もうっ!
ロイエンタール : (起きた)あ、セイラ……
セイラ : そんなショックなことがあったかなぁ?
GM : (恋敵に)負けたから。
セイラ : ゴットンが強すぎたのよ。心配することないよ?
ゴットン : 彼はきっと手加減してたんだろう。本当はもっと強いはずだ。
セイラ : って言ってたよ?
ロイエンタール : 次の闘技会では絶対勝つから!だから、またあいつを連れて帰ってくるんだぞ!じゃなかったら、俺、追いかけて行くからな!
セラ : だんなにしてたらどうするんだろう?
ロイエンタール : (汗)……必ず!必ず奪い取りに行ってやる!!
エドガー : なんか勘違いされてるんじゃない?
ゴットン : やれやれ。
ロック : あ、嬉しそうである(笑)
ロイエンタール : 必ず追っていくから!!
セイラ : え?……来なくても……
ゴットン : そりゃかわいそう(苦笑)
ロイエンタール : いやなのか?!
エドガー : せいぜい強くなってから。って言えばいいのに。
セイラ : え、駄目よ。来たら駄目よ。
ロイエンタール : いや!必ず強くなって!必ずあいつを倒すから!!
セイラ : あ……そうですか……?
ゴットン : 戦士として目覚めたか。愛ゆえに……
セラ : 追っかけてきたら、そのままパーティに入れてベルディアと戦うだけのこと。
ゴットン : エドガーより強いかもしれないな。
GM : 攻撃技能だけで言えば、強いかも。エドガーの攻撃技能いくつ?
ゴットン : (キャラシートを覗いて)62。
GM : やっぱりこっちのが強いわ。なのに、出目が悪くてスカってばっかりいたけど(苦笑)
エドガー : ひどい……
ロック : そんなことないよ〜?
セラ : ロック?慰めたら、エドガー図に乗るよ?
エドガー : ううううううぅっ(泣)
ロック : (小声で)エドガーは俺のことだけ守ってくれればいいんだから。……あ、立ち直ったらしい(笑)
セラ : 今なにか言ったの?
ロック : ううん、全然?いや、落ち込むことないって言っただけ(笑)
GM : ま、ロイ君も立ち直ったみたいだよ。
セイラ : じゃ、帰る。
ゴットン : あっさりしとりまんなぁ(苦笑)
ロイエンタール : (見送りに来て)気を付けてな!それと……俺の兄さんのこともよろしくな。
セイラ : あ、そうか。(解説:セイラの兄ナイトハルトが探しに言った行方不明の親友がロイエンタールの兄という設定)
GM : と、ロイエンタールや両親に見送られて、村を出発し、さらに東へと旅立ちます。
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