似た者親子 つかの間の安らぎ?☆★☆★


GM : ベルディアの首都ドートンから逃れ、イスカリア地方までやってきました。
ロック : 安心する〜
GM : まだ安心できないと思うけど。イスカリアに入ったばかりだもの。
ロック : やかましいっ!
GM : (笑)
ロック : やかましか!
GM : えっと、ロックの傷はまだ治りきってません。逃げ出して来てから、まだ数日しか経ってないからね。セイラの故郷の村を目指しているわけですが、あと一歩くらいのところまで来ました。
ロック : 一歩(笑)
セラ : 最後の一歩(笑)
GM : ちが〜〜〜〜〜うっ!まったくもうっ(苦笑)
セラ : 考えることは一緒?
GM : あと数時間くらいです。山道を歩いています。
セラ : ぱたぱたぱたぱたぱた。
GM : そうして山道を歩いていると、上空からハーピーが五匹、襲い掛かってきます。
ロックハーピー、カモ〜ン!って呼んでどうする(笑)
GM : (ロック、お前はリュースか?)上半身が女の人で、手と足が鷲のモンスターね。
エドガー : ハラホロヒレハレ〜〜〜〜〜〜♪
キーア : ゲームが違う、ゲームが(笑)
セラ : 襲ってくるの?じゃ、応戦するわよ。
GM : イニシアティブを取ってください。
セラ : 戦闘リーダー、どうぞ。
ゴットン : (コロコロ)9。
GM : そっちが先。
エドガー : (コロコロ)7?……スカりました〜〜〜(苦笑)
ロック : (武器がないので)攻撃できませ〜〜ん。
セラ : (コロコロ)失敗しました〜〜
キーア : (コロコロ)ミスりました〜〜
GM : え?全員失敗?
セラ : 射ったけど、射ったけど。あれぇ?とどかなぁ〜〜い(笑)
GM : じゃ、こっちの攻撃?
エドガー : あ、セイラがまだ。魔法、使うって。
セイラ : じゃあ、エネルギーボルトを。(コロコロ)13です。
GM : 抵抗は失敗。ダメージいただきます。こちらの攻撃は……やっぱり血の匂いに引き付けられるだろうから〜……
ロック : え?
セラ : まだそんな血の匂いがするほどなの?
GM : 逃げて来てるので、手当ては万全じゃないと判断します。宿屋にも泊まってないですし。
ロック : (コロコロ)防御できませんでした〜
GM : さて(コロコロ)あ……一匹おっこちた(苦笑)
ロック : おっこちたというのは、百分の一の確立(大失敗)ですか?
GM : そのとおりです(泣)
セラ : なに?どっか、そこらへんの木にでも引っかかって落ちたの?(笑)
エドガー : それはみんなで袋叩きだな。
ゴットン : 袋だな。
GM : 残り四匹はロックに襲い掛かります。
エドガー : かばえないの?
ロック : いいよ、防御するよ。(コロコロ)二匹防御失敗。
GM : ダメージが5と7。
ロック : そのままくるんだよな。防具取られたままだからな。
エドガー : あ、そうか!
ロック : さぁ、俺が倒れる前に倒すんだ〜みんな〜〜〜!!

ロックをかばいながらハーピーと戦ってると……

GM : 次のターンに入る前に。遠くから矢を射ってくる奴がいる。
エドガー : や(矢)〜〜〜〜〜!!
一同 : (沈黙)
エドガー : ごめん(苦笑)
GM : なんだかな(笑)まぁ、そういうことで加勢してくれてる人がいる。
ゴットン : あ、加勢?
GM : うん、こっちに射ってきてるわけじゃないよ。ハーピーを攻撃してる。
セラ : 一瞬、ぎくっとしたよ。
ロック : うん、そう思った。
GM : ごめんてば。言い方が悪かったね。(内心:ちくしょお、いじめっこ〜)

謎の射手を加えて数ターン後。

GM : 加勢陣は外しました。
ロック : 火星人?!
エドガー : 火星人、火星人!(笑)
GM : ちが〜〜う!!漢字が違うっ!
ゴットン : 加勢者とか言ってほしいな、火星人(笑)
GM : ご〜め〜ん〜ね〜〜〜〜〜〜〜〜(泣)(内心:ちくしょおちくしょお、いじめっこぉ〜〜〜)

そうして、戦闘終了後。

GM : さて。ハーピー五匹を倒した後、加勢に来た男の人が……
エドガー : 火星人(笑)
GM : 火星人じゃないっ!悪かった、忘れてぇ〜〜
エドガー : たこみたいな顔してる〜〜(笑)
ロック : うにょ〜んって?
GM : しつこいっ!(笑)男の人が駆寄ってくるよ。
エドガー : うわ〜〜たこだ〜〜〜!(笑)
GM : だからしつこいっ!!(笑)若い男の人です。17歳くらい。……セイラ、見覚えがあるよ?
セイラ : あっ……えぇ〜〜?!
ロック : 誰だろうってぼーっとしてる。
エドガー : 同じく見ている。
GM : 彼はセイラの前まで他の奴には目もくれず駆寄って来て。
ロック : おやぁ?
ゴットン : 近寄らせてなるものか。
エドガー : ゴットンが前に行くって〜〜。
GM : しかし、一歩早く手を取ってるね。
セイラ : え?手を取ってるの?
ゴットン妹にさわるなぁ〜〜〜!!!
エドガー : いつ妹になったぁ?!
ゴットン : いや、すまんすまん。
GM : セイラの手を取って。
: 危なかったなぁ、セイラ!
セイラ : (あっさり)いや、別に。
エドガー : (笑)
ゴットン : お前の方が危ないわ!
エドガー : さっき、攻撃スカってばっかりだったくせに、火星人。
GM : いや、一発当てたもん!<負けず嫌い(笑)
セラ : ところで、火星人、いいかげん名前教えてよ?
セイラ : あ、そう……お名前は……?
GM : おいこら、お前が名前つけたんだろうが!!(笑)<セイラのキャラ設定にある幼なじみだったりする
セラ : 私はセイラに聞いたんだぁ〜〜!
ゴットン : さっき名前考えてて結局決まったんだったっけ?
セイラ : え?……ラインハルト?……違う。
セラ : オーベルシュタイン?!(笑)
セイラ : あ、ロイエンタールだ。
GM : そうです(苦笑)
セイラ : お久しぶりですね。
ロイエンタール : よく帰ってきたな!!
セイラ : (またまたあっさり)いや、すぐ行くんだけど……
ロイエンタール : (内心:ま、負けるもんかっ!)じゃあ、僕に会いたくて帰ってきたと!
ゴットン : 何や、お前は。
ロイエンタール : はっ、何だ、お前はっ!
ゴットン : お前こそ何や。人の戦闘に入ってきてからに……
ロイエンタール : いや、襲われてたから助けに来ただけで。
セラ : お兄さん誰〜〜?
ロイエンタール : …………セイラのフィアンセ
セイラ : えぇぇっ?!
一同えええぇぇぇ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!
ロック : そうだったのか、お嬢様。
ゴットン : 嘘と言ってよ(泣)
セラ : あ、何、ゴットン。妹に手出ししちゃいけないでしょ?(笑)
セイラ : え、嘘、嘘。
ロイエンタール : まぁ、正式には決まってないが、事実上、そんなもんだろ?(えっへん)
ロック : お前!たかびーになるな、たかびーに。
セラ : ロック、怪我人がいばるな(笑)
ゴットン : 勝手に決めるなよ。
ロック : 腹立つ、こういう男は。
セラ : よしよし。わかったわかった。いい子だからね、おとなしくしてるのよ?
ロイエンタール : 帰ってきたということは、お兄さんは?(きょろきょろ)(解説:セイラは行方不明のお兄さんを探すために故郷を出ている)
セラ : お兄さん、これ。(ロックを指さす)(解説:セイラの兄ナイトハルトとロックは顔立ちがよく似ている)
ロック : え?
ロイエンタール : おおっ、銀髪になってる!
ロック : いや、ちょっと……染めたんだ。
エドガー : 乗るなぁ〜〜!!貴様が乗るなっ!(笑)
セラ : 白髪、白髪。
ロック : 違うっ!(笑)
セイラ : あ、お兄さん、まだ見つかってないの。
ロイエンタール : え?この人じゃないのか?!
セイラ : あ、そんな〜。
セラ : あなた、視力いくつ?
GM : 0.1(笑)
ゴットン : ド近眼や。
セラ : 0.1でも見えますわよ。
セイラ : 身代わり。お兄さんの。
ゴットン : 身代わり?!(笑)
セイラ : あ、ちょっと語弊が……身代わりじゃないんだけど。
ロック : (ちょっとムッ)皆を無視して先に進む。
セイラ : あ、ごめんっ!
セラ : こら、ロック!
ロック : ふ〜〜んだ。
セラ : ひとりでいって、また怪我しても知らないからね、そしたら今度こそ!
ロック : ふ〜〜〜〜〜んだっ。
ゴットン : 何もないくせにどこに行くんや。
ロック : 止まらない。とにかく歩く。
セラ : とりあえず、誰か追いかけないと。
エドガー : あ、追いかけます〜〜。
ロイエンタール : じゃ、セイラ、行こう。(当たり前のようにセイラの手を取る)
セイラ : ん〜〜〜〜。いや、振りほどく。
ロイエンタール : またまた、そんな……照れてるんだね?
セイラ : あ、そんなっ……(苦笑)
エドガー : ゴットン、あんた、どうしたの?今日勢いがないよ?
セラ : いや、ほら、フィアンセと聞いて、ショック受けてるのかもしれない。
ゴットン : いや……いや……やっぱなぁ(苦笑)
ロック : 今まで隠してたから。
ゴットン : いや、でも、どうにかしてくれと言われたわけじゃないからどうにもできない。
セイラ : あ、じゃぁ……後ろに隠れる。
ゴットン : おぅ、じゃ行くか。
ロイエンタール : な、何だ、そいつは。セイラ、何だ、そいつは!
セイラ : え?…………おじさん……。
一同 : (大爆笑)
セラ : あたしのパパにおじさんはないでしょ、おじさんはぁ!
エドガー : いつからパパになったんだ?いつのまに!
セラ : だって、こないだベルディアで娘だって言ったから〜。
エドガー : パパ〜、パパ〜。あれ買って〜、これ買って〜〜(笑)
セラ : 27の男がやってもかわいくない〜〜(笑)

わいわいと騒ぎながら、セイラの婚約者(?)ロイエンタールとセイラの実家へと向かいます。

セイラママ : まぁ、お父さんお父さん!帰って来たわよ、セイラが!!
セイラ : お久しぶりです。
セイラママ : 本当に久しぶりだねぇ。
ロック : 敬語を使うな、自分の両親に(苦笑)
セラ : いいじゃん、お嬢なんだから。
ロック : まぁね(笑)
セイラママ : ところで、ナイトハルトはどうしたんだい?
セイラ : ナイトハルトは……お兄様は……いなかった。
エドガー : なんて単純明解な!
セイラママ : まだ見つかってないのかい?
セイラ : そう。探したんだけど、いませんでした。
GM : それを聞いて、残念そうな顔をするんだけど、ふとロックに目をやって……
セラ : (唐突に)ぱたぱたぱたっ。おばさん、こんにちは!!……いや、ちょっとロックの方に行かれるとめんどくさいかな、と(笑)
セイラママ : あら、こちらのお嬢さんはどなた?
セイラ : 知り合いです。
ゴットン : 私の娘です(笑)
セイラママ : (ゴットンを見て)こ、こちらの男の方は?
セイラ : あ、仲間たちと、気のいい用心棒です。
ロック : 最初に枕詞がついた(笑)気のいい用心棒?
セラ : お嬢様と気のいい用心棒!
セイラママ : それはそれは。いつも娘がお世話になっております(ぺこり)
ゴットン : いや、こちらこそ。
ロック : あの、話が盛り上がってるとこ、悪いんだけどさ。ちょっと休ませてもらえませんか?
セイラママ : (声に気付いてロックを見る)……まぁ!ナイトハルトじゃないか!その怪我はどうしたんだい?!
ロック : いや、俺はナイトハルトじゃなくて……ロックだ!
セイラママ : (耳をかさずに)まぁ、大変な怪我じゃないかいっ!!
GM : 強引にずるずるとロックを奥へと連れていってしまうよ(笑)
エドガー : あ〜〜あ。いっちゃったぁ(苦笑)
セラ : おばさま、おばさま!待って〜〜〜!
セイラママ : お医者様を呼ばなくちゃぁ!
セラ : あたしとシバちゃん、このまま着いていっちゃうもん〜〜。ぱたぱたぱたっ。おばさま、ちょっと待ってぇ!
エドガー : 唖然としています。
ロック : 俺も唖然としてる。何がおこっているのかわかってない。
ゴットン : 親子そろってぬけてるねぇ。
GM : お父さんもお母さんもロックを引っ張っていってしまいました。
セイラ : え、行っちゃったの?しょうがないなぁ。弁解に行く。……弁解って、悪いことしたわけじゃないのに。
ゴットン : 誤解をときにいくんだろ?
セイラ : そうそう。誤解をときに。

そして、大騒ぎのうちにロックの手当てが行われます。
ご両親は、すっかりロックを息子ナイトハルトだと思い込んでるし、人の話しは聞かないし、「ロックの手当てをするのはこの俺だ〜」と割り込もうとしたエドガーは、お母様に跳ね飛ばされるし、部屋に居着こうとしてセラとシバちゃんはつまみ出されるし。
もう大騒ぎ(笑)

GM : さて、ロックの手当てが終わって部屋を出ると、お母様も少し落ち着いたようです。
セイラママ : じゃ、お連れの方には、今部屋を準備いたしますんで。セイラ?その間、お客様の相手をして差し上げて?
セイラ : え?でもお母様はどこに行くの?
セイラママお部屋の準備をするって言ったでしょ!
一同 : (爆笑)
エドガー : 奥さん、奥さん、日常いつもこんなですか?
セイラママ : そうなんです。まったく困った子で……うるうるうる。
エドガー : 日、暮れますよ。日暮れまして、夜が明けますよ(笑)
GM : 一家中、こんな調子の一家なのかもしれない。

さて、皆がセイラママの入れたお茶を飲んでくつろいでいた頃。
怪我で熱を出しながらも、こっそりと抜け出していく人影がひとつ。向かう先は……聖地。

ロック : 脱出して行く。(コロコロ)成功。脱出した。
GM : (う〜ん、困ったなぁ)誰か、知覚判定で大成功する人いない?
セラ : (コロコロ)大成功〜〜〜!
GM : (さすが本能で生きる娘……)なにかすごく嫌な予感がした(笑)
セラ : ぱたぱたぱたぱた。ばんっ!……いない!
ロック : タレント使って走ってるも〜〜〜ん。
セラ : ロックが逃げたわよ〜〜〜!!……すでに、「逃げた」扱い(笑)

セラの知らせで、ロックを追う一行。タレントを使い羽根をはやして空を行くセイラがやがて追いつく。

GM : ロックが聖地を目指して山道を進むと、両脇断崖絶壁の細い道にやってくる。ここから聖地。その先には「始まりの地」があります。
その入口にロックが立った頃、セイラにロックの姿が見えてきます。
ロック : 気にせず行く。
セイラ飛び降りちゃう。
ロック : 飛び降りるなぁ〜〜〜〜っっ!!
セイラ : 乗る。乗っちゃう。
ロック : 俺、一応怪我人なんだけど(苦笑)
エドガー : 爪立てて運んでしまえ〜!
ロック : やかましい!走る〜。
セイラ : 追いかける。……え?トマホーク投げる……とか言って(笑)
GM : トマホーク、そんなに気に入った?(笑)じゃ、とめるのが間に合うかどうか、お互い運動技能で判定して?
ロック : (コロコロ)大成功。05です。
GM : (内心:なんでこいつはこういう時だけ出目がいいんだ?)セイラは……駄目かぁ。じゃ、一足早く、ロックが聖地に入ったな。
ロック : 聖地にかける思いは違うんだよ。
GM : 守ってくれる銀狼の牙のネックレスは取られてるから、ばちばちばちっと。ダメージね。それから、さらに運動技能で判定して?熱が出てるから、マイナス20でね。
ロック : (コロコロ)あ、失敗だ。
GM : ショックでよろけて細い道から足を踏みはずしたね。落ちるよ。
セイラ : 鳥になってるんでしょ?私。
GM : うん、助けに行くなら、運動技能か操作技能のどちらか高い方で判定してみて?
セイラ : (コロコロ)あ、大成功。
GM : 空中でひっつかんだね。(内心:よかったぁ。このまま落ちたらしゃれにならんぞ。)
ロック : 放せ!この野郎!
GM : 放したら落ちるぞ?(笑)
セイラ : 落ちたいんならいいけど?(ぼそり)
セラ : わ、冷たい一言(笑)
ロック : あの、落とすんならね、この細い道を飛んでね、向こうに落として?向こうに。
セイラ : 連れて帰るわよ、何でこんなこと……
ロック : 向こうまで連れてってっばぁ!(じたばた)
セイラ : 運んじゃう。
ロック : 向こうまで!祭壇のところまで!
セイラ : うぅん、家まで。
ロック : あっ!あっ!もう〜〜〜!ちくしょぉ〜〜!放せ、この馬鹿たれ〜〜!!

というわけで、セイラによって家まで強制連行されてくるロック(苦笑)

セイラママ : まぁ、ナイトハルト!その血はどうしたの?!
ロック : ナイトハルトじゃない〜〜〜〜!!!
セイラママ : あぁ、お医者様をもう一度呼ばなくちゃ!!(わたわたわた)
ロック : ちょっと落ち着けって。ねぇねぇ、聞いてくれる?
GM : 聞いてない(即答)
ロック : 聞いてよ!聞けってば!
GM : 聞いてない。
ロック : もう、聞いてよ、お願いっ!(泣)
セイラママ : ほら!ベットに寝て!あぁ、血がこんなにぃ〜〜〜!!
ロック聞け〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!(泣)……え〜ん、セイラの馬鹿〜〜
セイラ : 私、なにか悪いことした?
ロック : セイラの馬鹿〜〜〜
ゴットン : 誰が馬鹿や。どげしっ。
ロック : いてぇ〜〜〜〜(泣)

いつものことながら、ロックの単独暴走に頭を抱える一行。犬用の鎖で繋ぐだの、見張りを立てようだの、鉄格子つきの部屋に入れておこうだの、罠をしかけておこうだのと、散々な言われよう(笑)……自業自得?
その後、セイラのお父さんと話がしたいと言い出し、みんなを部屋から追い出す。

ロック : なぁ、祭器ってなに?
セイラパパ : お前は知ってるだろう?ナイトハルト。
ロック : あのね……あのね、落ち着いて聞いてください。
セイラパパ : な、なんだね?
ロック : ナイトハルトじゃありません!
セイラパパ : いや、どっからどう見ても、ナイトハルトじゃないか。
ロック : 銀髪だし、銀の目だし!
セイラパパ : 人は苦労したら白髪になると言うし。
ロック : ちが〜〜〜〜う!ちょっと違う!(泣)……ま、とにかく教えて?祭器ってなに?
セイラパパ : うちの村の祭器か?鷲の羽のついた槍だが?
ロック : スピア?……ふ〜〜ん、ありがと。それだけ聞けばいい。

話が終わって、出てきたお父さんに廊下で待っていたみんなが声をかける。

セイラ : お父さん。ナイトハルトは……あ、ナイトハルトはもう死んだことにしておこう。
一同 : (爆笑)
ロック : 自分の兄を殺す?(苦笑)トマホークは投げる、自分の兄は殺す……ね。すごいなぁ(笑)
セイラ : ナイトハルトは死んだという噂が流れています。
セイラパパ : いや、そこにいるじゃないか?今帰って来てるだろう?
セイラ : だから違うんだって!
セイラパパ : あれはナイトハルトだろう?(話を聞いちゃいないお父さん)
セラ : おじさま、おじさま。何を話していたの?
セイラパパ : いや、なんだか知らないが、祭器がどうのこうのと聞いてくるんだが、いったいどうしたんだろうな?
セラ : さて…………

部屋に入ってロックを問い詰める。

ロック : もう出ていかないよ。何かわかればもういい。
セラ : そうなの?それが知りたかっただけなの?
エドガー : なら、さっさと聞け!
ロック : だって、やっぱりまずは自分の目で確かめたいじゃないか。
ゴットン : どあほ!
セラ : 怪我人!
ロック : 人に頼るのは俺の性に合わないんだ。フェネスの教えに従って、自分の道は自分で切り開かないとね。
ゴットン : 人に迷惑かけてもか?
ロック : うん、関係ない(断言)教えは教え。いいんだよ、別に。
ゴットン : バルバスと何のかわりもないじゃないか。
GM : (内心:フェネスの教えってそんなんだったか?(苦笑))まぁ、そうこうしてるとね、お母さんが夕ご飯の仕度が出来たって呼びにくるよ。
ロック : 飯かぁ〜。あのね、きっとね、エドガーが作るのより、ずっと美味しいよ?(笑)
エドガーほっとけ〜〜〜〜!!!

和気あいあいとした夕食の場で、「星」が隣の町で行われる討議大会の優勝賞品になっているとの情報を得ます。

セラ : 隣町かぁ。ロックは寝てるんでしょ?
ロック : いや、ついていくよ。
セラ : あ、そうか。ついて来なくちゃ買い物できないものね。ロックがいないとサイズわかんないし。サイズさえ教えてくれりゃ、買って来るんだけど……
ロックい・や・だ!
エドガー : ……サイズ……聞いてる……(ぼそっ)
セラ : ?……あ、そっか!こないだベルディアで聞いてるんだ!(笑)
ロック : は?(笑)
エドガー : な、何のことかな?(とぼけ)
ロック : 何?え?え?何で知ってんの?ねぇ、どうしてぇ?(笑)
エドガー : 何のことかなぁ〜〜〜〜〜?(笑)

翌日、隣町に出かけることにした一行。その夜、エドガー、ゴットン、セラが、ロックの脱走を防ごうとロックの部屋の前で麻雀(?)を始め、それになぜかロックまで混ざって徹夜で遊ぶ(笑)おいおい、お前ら……
お陰でロックの熱は下がらない(抵抗力判定失敗)し、皆ハイになってるし。変な奴等。

そうして、セイラの故郷での初日が過ぎていった………………


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